生稲晃子新外務政務官(56)が過去に靖国神社を参拝したという報道を問題視したとみられています。韓国が24日に行われた「佐渡島の金山」の追悼式に参加しませんでした。
【画像】韓国メディアに「一言お願いします!」とコメントを求められる生稲晃子外務政務官
■韓国側は式典前日に突然…「出席キャンセル」発表
韓国メディアに「一言」を求められているのは生稲外務政務官です。
その生稲外務政務官が24日、姿を見せたのは7月に世界遺産に登録された新潟県の「佐渡島の金山」です。
24日の式典では、生稲外務政務官が政府代表としてあいさつしました。
生稲務政務官
「佐渡島の金山追悼式が執り行われるにあたり、日本政府を代表してごあいさつ申し上げます。亡くなられたすべての方々に改めて深い哀悼の意を表したいと思います」
この式典は、朝鮮半島出身者を含むすべての労働者を追悼するもので、韓国側も出席する予定でしたが、韓国側は式典前日に突然、出席のキャンセルを発表しました。
韓国政府
「両国外交当局間の意見調整に必要な時間が十分ではなかった」
過去に生稲外務政務官が靖国神社を参拝していたという報道を問題視したとみられています。
記者
「韓国が不参加になったことに関して感想は?」
「ご説明いただけないでしょうか?」
生稲外務政務官
「今、視察中なので、すみません」
その後の取材で、生稲外務政務官は次のように答えました。
生稲外務政務官
「(Q.韓国政府が不参加の理由として政務官の靖国参拝を挙げているが事実か?)靖国参拝ですか?私は参議院(議員)就任後は靖国には参拝していません」
「(Q.一度も?)はい」
「(Q.事実ではないということ?)はい」
「(Q.韓国側が挙げている理由に関しては?)韓国側の理由について、私の立場から説明することはないと思っています」
韓国側は25日、佐渡市内にある朝鮮労働者の宿舎跡地で、韓国人遺族らと独自の追悼行事を行う予定です。
(「グッド!モーニング」2024年11月25日放送分より)