東京・新宿区のビルで、催涙スプレーが噴射され男性がけがをしました。噴射した男3人は現在も逃走中です
【画像】四ツ谷駅すぐ近くの現場ビル 皇居も直線距離で1.5キロ
■催涙スプレー噴射 3人が逃走中
被害者を乗せたとみられる担架が救急車に乗せられました。消防車などが道路に並び、消防隊員が建物の中に入って行きます。
また、道路に並べられたのは消防の装備でしょうか、現場には東京消防庁の化学機動中隊などが出動したといいます。
27日午後2時過ぎ、東京・新宿区四谷の商業ビルで警備員から110番通報がありました。
警備員からの110番通報
「スプレーをまかれたみたいだ」
警視庁などによりますと、何者かがビルの3階で催涙ガスのようなものをまいて逃走しているというのです。
逃走しているのは男3人で、現場にあったはずの携帯電話がなくなっていて男らが持って行ったとみられます。また、現場のビルには催涙スプレー1本が残されていたといいます
当時現場のビルにいた人
「救急車か消防車かわからないが、サイレンが聞こえて。その後に社内で共有されたと思うが『別フロアで事件があった』と。階が離れているので、そういうの(音など)は聞こえなかったが、内容としては『催涙スプレーをばらまかれて被害者が出た』と
現場のすぐ近くには四ツ谷駅があり、皇居からは直線で1.5キロほどです。
都会の真ん中で催涙スプレー。一体、何があったのでしょうか?
警視庁などによりますと、3階の会議室で6人で会議をしていたところ、何らかのトラブルがあり、催涙スプレーが撒かれたというのです。
会議の出席者でしょうか、30代の男性1人がけがをしました。男性に意識はあり、目の痛みを訴え、病院に搬送されました。
警察は強盗傷害事件として逃げた人物3人の行方を追っています。
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