空間とロボットで「無」を提供 情報があふれる時代に…究極のリラックスタイムを
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 常に私たちの周りには情報があふれていますが、あえて「無」になる時間を提供するというサービスが28日から始まった。

【画像】「無」の時間取ってる?  街の人「取れない」「瞑想する」

■ロボットに身をゆだね…究極のリラックスタイムを作り出す

無目的室
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 28日に東京・下北沢にオープンしたのは、何もしない「無になる時間」を提供する、その名も「無目的室」だ。

Morph(モーフ)
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 森の香りや音などを組み合わせた空間では、「モーフ」と呼ばれるロボットに身をゆだねると、ゴム製の人工筋肉がまるで自然の中にいるような感覚を再現し究極のリラックスタイムを作り出すという。

ブリヂストン ソフトロボティクスベンチャーズ 山口真広主幹
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ブリヂストン ソフトロボティクスベンチャーズ
山口真広主幹

「忙しい毎日、目的にあふれた毎日の中に、本来なら無益な『無目的な時間』が大事」

■「無」になる時間取ってる?街の人に聞く

「無」になる時間とっている?
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 日々の暮らしのなかで、「無」になる時間を取っている人はいるのか?街の人に聞いてみた。

60代 和菓子店経営
「なかなか取れないね、そういう時間が。今、追われているって感じがあるんですよね。何も考えない時間があれば、うれしいですね」

20代 休日に昼飲み中 
「きょうもお昼からお酒飲んでいます」
「(Q.何も考えない時間とかありますか?)ないです!無になる時間はもったいない」

意識して「無」になる時間を作る人も
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 一方、意識して「無」になる時間を作っているという人もいた。

50代 瞑想(めいそう)で「無」 
「人とコミュニケーションとったりするの疲れるじゃないですか。テレビの音もない、何の音もない、人ともしゃべらない時間とか私は欲しい。何も考えないで瞑想します」

 路上で華麗なパフォーマンスを披露する大道芸人はどうだろうか。

20代 コーヒーそっちのけで「無」 
「リビングでソファに座ってコーヒーいれたのにコーヒー飲まないで、ぼーっとするだけしちゃうみたいな。結構仕事が忙しかったり、人前に出るお仕事なので、そういう休暇は必要なのかなって思います」

 さらに、何かに没頭することで余計な考えごとから逃れるという人もいた。

60代 アイロンがけで「無」 
「アイロンかける時。考えないで、ひたすらアイロンがけ」
「(Q.生活が豊かになる?)やっぱり心が落ち着く」

70代 みじん切りで「無」 
「みじん切りをしている時。何かを切っている時は結構怖いけど、無心かもしれない」

70代 趣味の吹き矢で「無」 
「吹き矢を10メートル先の的に当てようと思う時は無心。きょうは最悪でした」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年11月28日放送分より)

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