ニッチェの江上敬子が、12月3日(火)放送の『夫が寝たあとに』に出演。不妊治療中のメンタルのつらさを明かした。
【映像】ニッチェ江上、子供2人と夫との仲睦まじい写真(複数カット)
同番組は、3児のママである藤本美貴&横澤夏子がMCを務め、"ママの本音"を語り尽くすママ特化型トークバラエティ。今回は、お笑いコンビ・ニッチェの江上敬子がゲストとして登場し、不妊治療から出産までの壮絶な経験を語った。
2015年に8歳年上の一般男性と結婚し、現在は2児の母として育児に励んでいる江上。34歳で妊活を始めたきっかけは夫が子どもを熱望したことだったといい、夫婦で不妊検査を受けるところからスタートした。
検査の結果、江上は「多嚢胞性卵巣症候群」と診断され、不妊治療として体外受精を選択。しかし、通院のスケジュール管理や薬のプレッシャーがあまりにつらく、さらには夫との温度差にも苦悩したという。
江上は治療中に驚いた夫の行動として、長男を授かった際の妊娠判定日の出来事を回顧。普段は仕事の都合で病院に同行していなかった夫だが、その日は1月4日で休日だった。江上が「妊娠の判定日だから病院行ってくる」と声をかけると、夫は「おう、行ってらっしゃい!」とテレビを見ながら軽い返事をするだけで、一緒に行く気配がなかった。内心「お前も来るんだよ!」とブチギレながらも、江上が冷静に「いやいや、行けるでしょ?」と促すと、夫は「おぉ、そうかそうか」と慌てて支度を始めたという。
このとき、江上の夫は何を思っていたのか?番組が当時のことを夫にインタビューすると、夫は「結果を聞きに行くのについていかなくていいと思っていました」と本音を告白。「結果は連絡をくれるものだと思っていたので『行ってらっしゃい』を言いましたが、『休みだよね?』と言われて、行っていいんだと思って、病院へついて行きました」と回答した。不妊治療の病院はデリケートな話をする場のため、「立ち入ってはいけない」という思いが夫にはあり、すれ違ってしまっていたようだ。
「妊活期間、ご主人に何をしてほしかった?」という質問に、江上は「やっぱり話を聞いてほしかった。夫発信で!」と吐露。「今日はどうだった?これからどんなスケジュールで動くの?」など、自分の状況を積極的に知ってほしかったという。
そして、江上は「メンタルの方がつらかったかもしれない」と不妊治療の日々を振り返り、「夫に一緒に乗り越えてほしかった」「常に1人でやってる寂しさみたいなものがあったので」と、当時の思いを語っていた。