ABEMAにて、2024年12月9日(月)夜9時より配信する横浜流星主演のオリジナル連続ドラマ『わかっていても the shapes of love』に霧島れいか、中山忍、村上淳が出演することが明らかに。さらに相関図も公開となった。
『わかっていても the shapes of love』は、傷つくとわかっていても、それでも踏み出そうとする、現代を生きる愛に不器用な人々の信じることへの肯定を描く、大人の恋の物語である。
このたび、霧島れいか、中山忍、村上淳の出演を発表。バイプレーヤーから主演まで、作品にあわせて幅広く活躍する演技派俳優陣が本作に揃った。『ドライブ・マイ・カー』、『若き見知らぬ者たち』での鮮烈な演技も記憶に新しい霧島れいかは、漣の母親で世界中で公演を行うダンサーである香坂美月(=こうさか・みつき)を、中川監督自身が長年、自身の作品への出演を熱望していた中山忍は、彫刻学科の教授で彫刻学科の学生や助手を見守る宇佐美早子(=うさみ・はやこ)を、中川龍太郎監督作品には『静かな雨』、『湯あがりスケッチ』、『MY (K)NIGHT』に続いての出演となる村上淳は、漣の才能をいち早く見抜き漣を幼少期から支える子どもアトリエの主を務める我妻善一をそれぞれ演じる。
本作出演に際し、霧島は「恋をすることの難しさ美しさ儚さが宝箱のように詰まった作品」、中山は「登場人物の一人一人にストーリーがあり、それぞれの想いが丁寧に描かれていて、知らず知らずのうちに"誰か"に感情移入してしまう作品」、村上は「現場の手ざわりを思い出してみると、とても丁寧に時間や言葉や背景を紡いでいたなというものが残っています」とそれぞれコメントを寄せている。
なお、このたびの追加キャストと既報のキャストを交えた相関図も公開。鎌倉にある美術大学を中心に巻き起こる、大人の恋の群像劇をぜひお楽しみに。
役紹介
▼香坂美月(こうさか・みつき)/霧島れいか
漣(横浜流星)の母親で、世界中で公演を行なっているコンテンポラリーダンサー。直情的な性格で、漣の幼少期からシングルマザーの彼女は、漣を大切に想う気持ちはありながらも、ダンサーとしてのキャリアや、恋人との関係に心を傾けてきた。
▼宇佐美早子(うさみ・はやこ)/中山忍
彫刻学科の教授。光莉(福地桃子)や颯(浅野竣哉)など学生だけでなく、美羽(南沙良)や愛実(夏子)などの助手たちのことも見守っている。穏やかな性格だが、それぞれの葛藤を気にかけて、創作と人生の、どちらもがより良いものになるように、そっと助言をしている。
▼我妻善一(わがつま・ぜんいち)/村上淳
幼少期、孤独だった漣の才能を見抜き、自由な創作活動ができる場所を提供してきた、子どもアトリエの主。千輝(鳴海唯)とともに漣の人生を見守ってきた恩師である。同じ芸術家として、時に漣に厳しい言葉も投げかける。
キャストコメント
▼霧島れいか
美しい純粋な空気に包まれたような撮影現場がとても新鮮で、若いキャストの皆さんがキラキラ輝いていました。
恋をすることの難しさ美しさ儚さが宝箱のように詰まった作品だと思いました。
魅力的な登場人物たちに間違いなく感情を重ねながらゆらゆら煌めく世界に連れて行ってくれると思います。
▼中山忍
私が演じた早子先生は、「作り手」でもありながら彫刻学科の教授という「指導する立場」の難しさに苦戦しつつ、自分がかつて通ってきた「道」を歩む生徒たちをあたたかく、ときには苦く「眼差す」人なのだと思いました。
あるとき、本番前に中川監督が不意に「このシーンは僕の愛情です」と仰ったので、「ああ、それなら」と自然と自分の意識と芝居が変わったことがとても面白かったです!早子先生の「可愛い助手と院生たち」へ「あなたたちを眼差す大人がここにちゃんといますよ」と伝えられたのではないかと。
登場人物の一人一人にストーリーがあり、それぞれの想いが丁寧に描かれていて、知らず知らずのうちに「誰か」に感情移入してしまう作品になっているかと存じます!ぜひご覧ください!
▼村上淳
現場の手ざわりを思い出してみると、とても丁寧に時間や言葉や背景を紡いでいたなというものが残っています。
中川監督というかたは基本役者含めキャメラのワークであったりとかスタッフの提案にも肯定的なかたです。そんな空気感の中で産まれた作品です。みなさまどうぞ御楽しみいただけたらと思います。