一定期間、定額のサービスを受けられるサブスクリプション。その今年の日本一を決めるサブスク大賞のグランプリが4日、発表された。サービスが多様化するなか、サブスクは新たな時代を迎えている。
【画像】「はたけビュッフェ」サブスク特別賞を受賞 どんな野菜が収穫できる?
■AIと英会話 利用者ごとのカリキュラム
今年の最も優れた「定額サービス」に選ばれたのは、スクールに通うことなくAIとの会話で英語が学べるオンライン英会話学習サービスだ。
AIが利用者の英語力に合わせて、カリキュラムを自動作成。月額3300円で英会話が学び放題だという。
スピークバディ 立石剛史CEO
「シャイな日本人にとって外国人の先生といきなり母国語じゃない英語で話すのって、結構心理的なハードルが高いんですけれども。AIと話すと、ストレスフリーで英会話の練習をできるのがメリットになっています」
■定額料金で野菜採り放題 高校生以下は無料
番組では今回、特別賞に選ばれた、あるサブスクを取材した。
Farm831 光永得規代表
「こちらにある野菜をご家族で必要な分だけ、いつでも採りに来て持ち帰っていただくサービスをしています」
千葉県にある「Farm831」が始めたサブスク「はたけビュッフェ」。世帯ごとの申し込みで一人あたり月額4950円で、野菜が採り放題。高校生以下は無料のため、子どもがいる家庭にとってはお得だ。
今、収穫できるのはキャベツや白菜に加えて、大根やブロッコリーなど15種類。もちろん光永さんが丹精込めて作った野菜だ。
収穫の方法が分からなければ、農作業中でも対応してくれる。利用者としては安心だ。
光永代表
「お子さんは非常に喜ばれます。『うわー、こうなるんだ』って言って。食育の一環というような要素もここにあるんじゃないかなと考えています」
実際にスタッフが体験して収穫した野菜は、キャベツや白菜など8種類。
光永さんによれば、この量をスーパーなどで買うと2000円ほどするので毎週来れば、すぐに元が取れてしまうという。
実はこのサブスク、農家にも大きなメリットがあるという。
光永代表
「出荷準備というのは袋詰め、洗ったりする作業、それから出荷。結構、農家にとっては負担です。(利用者が)ご自分で採って持って帰ってもらえるので、農家にとっては負担がありません」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年12月5日放送分より)
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