バスケの河村勇輝選手(23)は現在、NBAとGリーグを行き来する2ウェイ契約を結んでいます。そんなハードなスケジュールをこなす河村選手に独占密着しました。
【画像】NBA本契約を目指す河村勇輝 アメリカ生活にも適応中…「きょうはキムチ鍋」料理を披露
■グリズリーズ勝利 河村は出場なし
NBAグリズリーズで2試合ぶりにベンチ入りしました。
試合前の円陣に河村選手(173センチ)の姿が見えませんが、実は身長差40センチ以上のジェイ・ハフ選手(216センチ)に隠されていました。
そのハフ選手は、河村選手と同じ2ウェイ契約から、今シーズン本契約を勝ち取った選手です。豪快ダンクに、河村選手は拍手!
河村選手の出場はありませんでしたが、チームは勝利。誰よりも仲間を盛り上げました。
■アメリカと日本のバスケの違いは?
NBAとGリーグを行き来しながら、本契約を目指す河村選手。この先1週間、両チームとも遠征が続くなか、どちらのチームに帯同していくのか非常に気になります。
様々な面でアメリカへの適応を進めているなか、日本との違いを河村選手が教えてくれました。
河村選手
「スリーポイントラインも違ったりコートのサイズも違うので、そういった意味での慣れはもっと必要になるかなと思います。ボールもサイズが違うが重さは同じくらい。滑りやすく汗がついてるとスリップしやすいのがNBAのボール」
ボールもコートも日本とは違うというアメリカのバスケ。その中で、Gリーグの試合で難しいタッチのシュートを決めるなど、徐々に感覚も適応できているようです。
適応と言えば、生活面でも。
河村選手
「きのこは栄養価が高いですし、おいしいので結構買います。でも(1パックの)量が多いんですよね。外食はほとんどしないです」
渡米からおよそ2カ月、アメリカでの一人暮らしにも適応中です。
河村選手
「きょうはキムチ鍋にしますか」
「料理男子と名乗れるほどではないです。鍋の時点で察してください」
「(Q.栄養はどのくらい考えながら?)(オンラインで)栄養士さんと話し合いながら」
「鍋です。普通な感じです」
遠征からの帰宅が深夜になることもあるなかで、しっかりと栄養管理。日々の1つ1つの取り組みが、夢へのステップとなっていきます。
河村選手
「バスケットを向上させたい気持ちを持って毎日過ごしていれば、自分が想像していない場所にバスケットボールが連れて行ってくれる。いつか(トップ選手たちと)同等に戦えるような自分になることを願って、正しく向き合って練習だったり日々を過ごしていきたい」
(「報道ステーション」2024年12月6日放送分より)