サバイバルオーディション番組『PROJECT 7』第9話にて、日本人練習生のサクラダ ケンシンがパートの少なさに苦悩し、涙を流した。
『PROJECT 7』は、総勢200名の参加者が挑む、過去最大規模のボーイズグループ誕生オーディション番組。視聴者が“ワールドアセンブラー”となって毎ラウンドごとに練習生を選択して新しいチームを作る“組み立て”や“強化”の概念を取り入れた、新感覚の番組だ。MCは俳優のイ・スヒョクが務め、ディレクターにはイ・ヘインを筆頭に、バダ、RyuD、元Wanna Oneのハ・ソンウン、ライオン・ジョンらが集結している。デビューの座を掴むのは7名。
涙をこぼすケンシン「ダンスで頑張ったんだけど…」
「オリジナルマッチ」では、35名の練習生が、5チームに分かれて新曲のパフォーマンスを披露する。現在2位の日本人練習生・サクラダ ケンシン(17歳)は、「Merry-Go-Round」チームに所属。「Merry-Go-Round」チームは明るく仲良く練習を進めていくが、メインボーカルのパート分量が多く、誰もやりたがらない。試しに歌ってみるも、うまく表現できるメンバーがおらず、ナム・ジウン(22歳)が担うことになった。
ラップパートを希望するメンバーが多く、ケンシンも挙手。メンバーから「ケンシンがやりたいところで、チームに役立つところをやった方がいいよ。自分が目立ったらチームにとってもプラスになるから」と言われ、ケンシンはラッパー2を担当することに決まった。「一生懸命練習したい」と、ケンシンは意気込む。
ジウンは高音パートをうまくできるかということに気を取られ、ピリピリとした様子。ダンス練習をする中で、チームの空気がどんどん悪くなっていく。ケンシンは練習の進度が遅いことに焦り、1人でダンスや表情を一生懸命工夫して練習を重ねていた。
そこへ他チームのユ・ジアン(32歳)とアサカ コウタロウ(21歳)が駆け寄り、「1人で何をやってるんだ?悩みがあるの?」とケンシンの肩を抱く。ケンシンは「僕はラッパー2なんだけど、パートが少なすぎるんです」と不安気にこぼした。もともとは「Merry-Go-Round」が自分に合った曲だと喜び、「僕らしいスマイルを見せたい」と意気込んでいたケンシン。しかし寂しげに「僕は後ろと横のパートをこなします。明日いい評価を受けたいから、練習していたんだ」と真摯に語った。
中間評価では、ソン・スンホ(17歳)、チョン・セユン(17歳)、アンディー(17歳)が曲によく合っていると高い評価を受ける。パダに「ケンシンもよく似合ってるけど、3人のエネルギーが高くて、あまり目に留まらない。この3人をいいライバルと思って活用して」と伝えられ、ケンシンは意気消沈した様子だ。トイレに向かうと告げてその場を離れたケンシンは、個室で「パートが少ない分、ダンスで頑張ったんだけど…見えないと言われて悔しかった」と涙をこぼす。アンディーは肩を抱き、優しくケンシンを励ました。
(『PROJECT 7』/ABEMA K-POPチャンネル)