サバイバルオーディション番組『PROJECT 7』第9話にて、キム・シフン(25歳)の属する「KOOL-AID」チームが、散々な評価を受けた。
『PROJECT 7』は、総勢200名の参加者が挑む、過去最大規模のボーイズグループ誕生オーディション番組。視聴者が“ワールドアセンブラー”となって毎ラウンドごとに練習生を選択して新しいチームを作る“組み立て”や“強化”の概念を取り入れた、新感覚の番組だ。MCは俳優のイ・スヒョクが務め、ディレクターにはイ・ヘインを筆頭に、バダ、RyuD、元Wanna Oneのハ・ソンウン、ライオン・ジョンらが集結している。デビューの座を掴むのは7名。
「この組み合わせは何!?」最初から戸惑い見せる
「オリジナルマッチ」では、35名の練習生が、5チームに分かれて新曲のパフォーマンスを披露する。「KOOL-AID」チームは、別の曲を希望していたメンバーが揃っており、9位のシフン以外は下位の練習生ばかりだ。ダンスも歌も難易度が高く、自分の良さが出せない楽曲に割り振られ、戸惑う7人。練習でも顔色を窺いながら、個別に練習を進め、それぞれが居心地の悪さを感じていた。
「動線が複雑すぎる」「全然まとまらない、覚えられない」とこぼすメンバー。普段は明るいシフンにも、いつもの賑やかさはない。キム・ジュヌ(22歳)は、所属チームがわかった際にシフンが微妙な表情だったといい、「『この組み合わせは何?』と、僕たちを見たときからうれしそうじゃなかった」、キム・ジョンミン(17歳)は「きっと、レベルの高い人たちと一緒にやりたかったんだと思うんですけど……」と、寂しげに話した。
気心の知れた他チームの仲間たちへ、「初めて少しつらい」と本音をこぼすシフン。チームの雰囲気の悪さに、ジョンミンは「時間がもったいないと思いました」と語り、非常階段で練習を重ねた。
練習生からの評価シートで、「KOOL-AID」チームには、「ちょっとごちゃごちゃしている印象を受けた」「曲は全体的に明るいけど、チームの雰囲気やステージは違う感じ。喧嘩したのかなと思いました」「明るくて爽やかなのに、みんなぎこちない感じがします」「表情が暗くて気になります。悲しく見えるし、やる気もなさそう。やりたくない人に見える」「表情や雰囲気が、曲の雰囲気とは程遠い」と、散々な感想が多数寄せられた。
キム・シフンは「僕たちが感じていたことが、すべて見抜かれたと思いました。それはすべて、僕の責任だと思います」と吐露する。散々な意見に、チェ・ヒジュは「練習量が足りなかったのかな。解決策が見当たらない」とこぼし、キム・ジュヌは部屋を退出して涙を流し、「無理やりやってるようなステージに見えるんじゃないかなと思って心配です」と不安な胸中を明かしていた。
(『PROJECT 7』/ABEMA K-POPチャンネル)