サバイバルオーディション番組『PROJECT 7』第10話にて、中国出身のビンファが儚げなパフォーマンスで魅了した。
『PROJECT 7』は、総勢200名の参加者が挑む、過去最大規模のボーイズグループ誕生オーディション番組。視聴者が“ワールドアセンブラー”となって毎ラウンドごとに練習生を選択して新しいチームを作る“組み立て”や“強化”の概念を取り入れた、新感覚の番組だ。MCは俳優のイ・スヒョクが務め、ディレクターにはイ・ヘインを筆頭に、バダ、RyuD、元Wanna Oneのハ・ソンウン、ライアン・ジョンらが集結している。デビューの座を掴むのは7名。
ラップではなく「歌がやりたい」と懇願
「オリジナルマッチ」では、35名の練習生が、5チームに分かれて新曲のパフォーマンスを披露する。中国出身で美しいビジュアルでも注目されるビンファ(22歳)は、ノスタルジックな楽曲「Time After Time」チームに所属しており、希望していないラップパートに割り振られたことにもどかしい思いを抱えていた。
中間テストの日。ユ・ヨンソ(22歳)のパートが多い「Time After Time」チームは、パートの偏りが大きいと指摘され、さらにイ・ヘインは「ビンファがメインのパートは他の練習生がやったほうがいいかも」と告げる。
改めて話し合うメンバー。ビンファは「ラップより歌が好き。きれいな声や顔を見せられるパートをやってみたい」と訴え、「正直、ラップパートはハンビンくんがすごく似合うと思います」と主張した。イ・ハンビン(23歳)はリードボーカル1に思い入れがあるため、複雑そうな顔を見せる。レコーディングは順調に進んだものの、パートの行方にやきもきするビンファとハンビン。
迎えた本番のステージでは、スモークが焚かれる中、7人がゆっくりとせり上がるステージに姿を見せる。真っ白で神々しい衣装に身を包み、しなやかなダンスを踊り始めるメンバー。歌い出しを担当したビンファは、切なげな世界観を表情でも見事に表現してみせ、ハンビンと背中合わせになるパートでは、儚げなムードを放って歓声を起こした。
見守っていた練習生たちは「本当に感動的なパフォーマンスだったね」「涙が出てきそう」と話し、審査員のライアンも涙を拭っていた。視聴者からも「ビンファ最高すぎる」「ビンファ大好きだよ」「天使!?あ、ビンファだ」「ビンファ横顔えぐい綺麗」など注目が集まる。
ビンファはハンビンがパートを譲ってくれたことを「ハンビンには申し訳ないです。チームのためにパートを譲って、本当に感謝しています」と語り、ハンビンは「正直心残りはありますが、チームのみんなにプラスになったんじゃないかなと思います」と話した。
(『PROJECT 7』/ABEMA K-POPチャンネル)