ABEMAにて、2024年12月13日(金)の夜9時から夜10時にわたり、『SHIBUYA ANIME BASE』#シブアニ(読み:シブアニ)の#32が生放送された。
今回は、ゲストに三田麻央、ARCANA PROJECTの天野ひかるを迎え、新作アニメ情報がたっぷりと届けられた。
#32では、異なる境遇を持つバンドメンバー5人が世の中の不条理に立ち向かい、自分たちの居場所を見つけていく人気アニメ『ガールズバンドクライ』に注目。そのフルCGアニメーション制作の裏側を探るべく、日本最古のアニメーションスタジオとして知られる東映アニメーションを取材した。
制作現場を仕切る日常芝居のCGディレクターは、「瞬きを何回するかまでアニメーターが考える」というキャラクターの細かい動きや、カメラワーク、そして東映アニメーション独自の「イラストルック」と呼ばれる、キャラクターデザインのイラストをそのまま再現する手法について紹介。また、「1話を完成させるのに最終工程まで含めて早くて3ヶ月」という制作過程についても語られた。
さらに、本作で特に人気の“迫力満点のライブシーン”についても制作秘話が明かされた。プロのバンド演奏をモーションキャプチャーで記録し、そのデータをキャラクターに反映させたことや、アングルが変わるたびにベストな表情を作り込むために「整形レベルの調整」が行われたことが紹介された。
また、キャラクターたちがギターのコードを正確に弾いている点や、ステージを彩るライトについても色味や明るさ、強度など細部にいたるまで徹底的にこだわり抜かれていることが語られ、最終話ではなんとライトの数が180個にもおよんだことが明かされた。
さらに、今作で声優初挑戦となった井芹仁菜役の理名、河原木桃香役の夕莉、ルパ役の朱李がVTRで出演。現実世界でもバンド『トゲナシトゲアリ』として活動する3人に『ガールズバンドクライ』の魅力やおすすめシーンを聞いた。
理名は「私が演じる仁菜は、感情の変化が大きくてすぐ泣くしすぐ怒るので演じるのが難しかった」ことを明かし、夕莉は「5人がたくさん悩みやいろんな過去を抱えているけれど、メンバーが音楽を通じて出会って結構ぶつかり合いがある、そんな中キャラクターたちが成長してバンドとしても上を目指すのが魅力」「風景がリアルで細かく作られていて、私たちも聖地巡礼へ出かけたんですよ、牛丼屋へ行ったりしました」と語る。
朱李は「ライブシーンもすごく良くて、第1話の『空の箱』のライブシーンから雨粒が止まっていくところとかあのシーンで最初にアニメを見た人たちは引き込まれるんじゃないかなと思います」とコメントした。
今回のゲストである三田麻央は、『ガールズバンドクライ』について「軽々しく見られなくなった」「コマ送りで見なきゃ申し訳ないくらいの熱量と努力が詰まっている」と脱帽。同じくゲストのARCANA PROJECT・天野ひかるも「感動しました。まさに日本が誇るアニメーションだと思いました」とコメントした。
次週、12月20日(金)21時から放送となる『SHIBUYA ANIME BASE』#33では、ジャンプフェスタ2025の前夜特番を会場の幕張メッセよりお届け。ゲストにはアニメ『チェンソーマン』デンジ役の戸谷菊之介や声優・岡本信彦、若月佑美が登場し、イベントが行われる当日の会場に天津飯大郎、番組レポーターの佐藤和奏、山田せいあが潜入し、現場を熱くレポートする。
ポップカルチャー情報レギュラー番組『SHIBUYA ANIME BASE』#シブアニ #32
放送日:2024年 12月13日(金)夜 9時~夜10時
放送URL:https://abema.tv/video/episode/218-706_s1_p32
出演者(敬称略):メイン MC:岩井勇気(ハライチ)
マンスリーアシスタント:徳井青空
ゲスト:三田麻央、天野ひかる(ARCANA PROJECT)
エンディングテーマ曲:豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL「Break out」
※期間限定無料配信中
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