知事“最後の証人尋問” 「私自身も残念」正当性を主張
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 兵庫県斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調査する百条委員会。知事に対する最後の証人尋問が行われました。

【画像】これまでの証人尋問について 斎藤知事「私自身も残念」

■知事“最後の証人尋問”

 25日の百条委員会で、維新の会の増山誠議員は質問しました。

維新の会 増山誠議員
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増山議員
「アンケート結果から知事にいろいろ質問が出ましたけれども、全く身に覚えのない質問も多かったと思うんですが、これについて何かご意見等ありますでしょうか」

兵庫県 斎藤元彦知事
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斎藤知事
「それが県の方にもかなり厳しいご指摘があったりとか、私自身も大変厳しい状況があったということは事実ですね」

 25日、これまでの証人尋問についても…。

増山議員
「もう一つパワハラや贈答品疑惑について、誘導尋問が行われたことの調査検証を求めるということで要望が来ております。嘘やデマをあたかも事実であるかのような前提に立った質問が行われたということも事実であります」

 斎藤知事が証人として呼ばれるのは25日が最後の予定です。

■「私自身も残念」正当性を主張

おねだり疑惑やパワハラ疑惑
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 百条委員会では、斎藤知事が視察先などで贈答品を受け取るおねだり疑惑やパワハラ疑惑などが検証されてきました。

 百条委員会による兵庫県職員へのアンケートでは、回答者のおよそ4割がパワハラを「見聞きしたことがある」と答えたといいます。

 斎藤知事が初めて証人として呼ばれたのは、およそ4カ月前。委員たちからの質問に、言葉を詰まらせながら答えていました。

百条委員会
「“瞬間湯沸かし器”ということもあってですね、非常にパワハラ体質を含んでいる、持っていると、そのことは本当に自覚してもらわないと、こんな知事の下で我々も職員も県民もついていけない」

斎藤知事
「私の思いは、仕事については厳しくさせていただいている面が正直あります」

県知事選当選
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 その後、県議会による全会一致での不信任決議で失職。劣勢と見られた県知事選では、SNS上で「パワハラはなかった」といった主張が広がり、当選を果たしました。

 その知事選後、初めての証人尋問となった25日、斎藤知事がこれまでの証人尋問について、こう話しました。

「私自身も残念」
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斎藤知事
「あたかも事実であるかのように、言われたということは、大変私自身も心が痛みましてショックでしたし、私自身も残念だと思ってます」

 百条委員会は、調査報告書を来年2月から3月にかけて開かれる議会の中で公表したいとしています。

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