こんな青春、羨ましすぎる! 1月16日より順次放送中のアニメ「アオのハコ」第15話では、猪股大喜(CV:千葉翔也)と鹿野千夏(CV:上田麗奈)が2人で夕暮れの海を訪れた。波打ち際で楽しそうにはしゃぐ2人を見て、海岸沿いの階段に腰掛けて見ていたおじさん2人組がつぶやいた一言が、まるで視聴者の気持ちを代弁してくれていた!?
夏休みも残りわずかとなった8月26日、千夏は誕生日を迎えた。女子バスケ部のチームメートから祝福を受け、千夏は一見楽しそうな姿を見せていた。一方で大喜は、数週間前から千夏の誕生日に向けて情報収集やプレゼント選びをしていたが、インターハイ終了後から元気がない千夏の様子を気にしていた。
練習からの帰り道、千夏の母(CV:名塚佳織)から電話が誕生日を祝う電話がかかってきた。変わったことは何もないという千夏に対して、千夏の母は「なんか元気のないように感じるけど」と敏感に察していた。千夏は副キャプテンに選ばれたことを伝え、試合の重要な局面でシュートを外してしまったことをまだ引きずっていることを明かし、自分のことでも手一杯なのにチームのことまで考えられるか不安だと話した。
千夏の母は「辛いときに誰かを頼ることね」とアドバイスを送る。通話を終えた千夏がそのままスマホから大喜にスタンプを送ると、偶然にも大喜は千夏のすぐ後ろを歩いていた。千夏は大喜に「どこかに行きたい」と伝える。すると大喜は小学生の頃によく訪れていたという海へ千夏を連れて行くことにした。
千夏が「うわー! 海だー!」と靴も靴下も脱ぎ捨ててはしゃぐ様子を目にした大喜は、「良かった、少しは元気出たみたいで」と少し安心したよう。千夏に呼ばれ、大喜も一緒に制服姿のまま水を掛け合って水遊びを楽しんだ。
砂浜沿いの階段に座りながら、水をかけ合ってはしゃぐ2人の姿を眺めていたモブキャラのおじさんの2人は、「今日日、あんな青春してる子いるんだなぁ」「真夏の陽射しが身に眩しいねぇ」と、全視聴者が抱いた気持ちを代弁してくれていた。
“高校生時代に恋人とやりたかったことランキング”があれば上位ランクイン間違いなしのワンシーンに、SNS上でも甘酸っぱい気持ちになった視聴者が続出。「アオのハコ15話見てきたけど過去1番良かった… とにかく良かった 千夏先輩可愛い…」「本当に綺麗だな.... あと初々しいね」と胸キュンするファンが相次いだ。
また一方で「アオのハコがキラキラ過ぎて苦しい…」「今週のアオのハコ観ながら学生時代の青春の記憶思い出そうとしてるんだけど、何故か思い出せない・・・何故か思い出せない・・・何故か思い出せない・・・」「アオのハコ最新話みました 無かったはずの青春コンプレックスが湧き出てくる」など、嘆きの声もあがっていた。
アニメ「アオのハコ」は2021年4月より「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の三浦糀氏による同名漫画が原作。中高一貫のスポーツ強豪校・栄明高校を舞台に、男子バドミントン部の猪股大喜と女子バスケットボール部のエース・鹿野千夏との青春ラブストーリーが描かれる。
第15話「8月26日」
【あらすじ】
夏休みも残りわずか。大喜はインターハイ後の千夏に元気がないことを気にしていた。そんな中、千夏の誕生日当日を迎える。先輩たちの引退に伴い、千夏は女子バスケ部の副キャプテンに抜擢されるが、元気に振る舞いつつも内心プレッシャーを感じていた。その日の帰り道、大喜は千夏から「どこかに行きたい」と言われ―。
(C)三浦糀/集英社・「アオのハコ」製作委員会