近未来的なデザインの鞘(さや)から引き抜かれた本物のカーボンファイバーを使用した“カーボンブレード”が、SNSで話題となっている。
注目を集めているのは、「#欲しい人に届けニッチな作品展」というハッシュタグと共に、投稿された動画。近未来的なデザインの鞘から引き抜かれたブレードは、ブルーの輝きを帯びたスタイリッシュな刀身で、ところどころに細やかな細工が施されている。
このブレード部分に使用されているのは金属ではなく、炭素繊維とプラスチックを組み合わせた「炭素繊維強化プラスチック」。SF映画やゲームに登場する「カーボンブレード」と呼ばれる刀剣を本物のカーボンファイバーを用いて再現したものだ。また、「夜烏ー菫青」(よがらす-きんせい)と名付けられたこのブレードは、全長112cmもありながら重さ590gという、見た目より軽い刀に仕上げられている。
作品を手掛けたのは、様々なデザインのブレードを作っている「泡の海さん」。繊維強化プラスチックに関する仕事をしているそうで、その技術を活かしてサイバーな雰囲気を持つ作品の数々を生み出しているとのこと。
動画を見た人からは「めちゃかっこいいです」「ふぅ~『少年中枢』が刺激される一品ですねぇ」「ブレードよりも筋肉に目がいってしまった…」などのコメントが寄せられ、投稿は450万件以上表示されている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』より)


