「葬送のフリーレン」見逃せない一瞬！アウラのガクブルな恐怖が蘇る時原因はあのイケメン

　0コンマ数秒の1場面、あなたは気づくことができるか……？アニメ「葬送のフリーレン」第10話で、“断頭台のアウラ”（CV：竹達彩奈）が実は以前にヒンメル一行に大ダメージを与えられていたことがわかるシーンがほんの一瞬ではあるが描かれている。

　アウラは“七崩賢”と呼ばれる魔王直属の大魔族の1人で、500年以上生きてきたほとんどを魔力の鍛錬に費やしたという実力者。自分と相手の魂を“服従の天秤”にかけ、より魔力が劣る者を操ってしまうという強力な「服従させる魔法＜アゼリューゼ＞」を使う。約80年前の勇者一行との戦いで撤退してから消息不明になっていたが、約30年前に再び軍勢を引き連れて復活していた。

　第10話では、アウラとフリーレン（CV：種崎敦美）が相まみえた。自分の魔力に自信があるアウラは「服従させる魔法＜アゼリューゼ＞」でフリーレンを支配しようとする。そこで流れる、フリーレンの過去。フリーレンが師匠であるフランメと出会い、その教えを実践していく中で、勇者ヒンメル（CV：岡本信彦）たちとの出会いの様子も描かれた。

　ヒンメルと仲間になってからの勇者一行の魔王討伐の冒険は、場面写真のような静止画が次々と切り替わるフラッシュバックのような形で振り返られたが、その中にアウラがヒンメルに斬りつけられるカットがあったのだ。ヒンメルに肩口から斬られ血しぶきをあげるアウラの顔は茫然自失といった表情で、“服従の天秤”は手から離れてしまっていた。

　一瞬だけ映った場面だったが、気づいた視聴者からは「余程トラウマなんやな」「天秤を持った腕をヒンメルに切られて発動する暇もなく負けたのか」「アウラ様ヒンメルたちにやられちゃってたのね」など驚きの声が続出。「そりゃヒンメル寿命になるまで隠れるよ」と納得するような声もあった。大きな傷を負ったと思われるだけに、大魔族といえどそのときの恐怖は刻み込まれたということなのかもしれない。

　現在一挙配信中のアニメ「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」で連載中の原作・山田鐘人氏、作画・アベツカサ氏による同名漫画が原作。魔王が討伐された“その後”の世界を舞台に、1000年以上生きるエルフの魔法使いフリーレンが弟子のフェルン（CV：市ノ瀬加那）、戦士のシュタルク（CV：小林千晃）と共に“人を知るための旅”をする物語だ。

　数々の賞を受賞するなど絶大な支持と評価を得る原作コミックスは既刊13巻現在で累計発行部数2200万部を超える。2023年9月から2024年3月にかけて放送されたTVアニメは、毎話放送後関連ワードがいくつもX（旧Twitter）でトレンド入りするほどの盛り上がりを見せ大ヒット作となった。アニメ第2期の制作も発表されている。

※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字
(C) 山田鐘人・アベツカサ／小学館／「葬送のフリーレン」製作委員会

【映像】ヒンメルがフリーレンに残した愛の形（7分19秒ごろ～）

フリーレン、1000年出禁を言い渡された直後の情けない顔

しょんぼりフリーレン、縦ロールになったかわいい髪

アニメ『葬送のフリーレン』放送回一覧（動画リンクつき）

話数	サブタイトル（タップで動画へ）	見どころ
1	冒険の終わり	フリーレンの涙
2	別に魔法じゃなくたって…	約束の花
3	人を殺す魔法	スカート捲ったクソガキ
4	魂の眠る地	かけがえのない「たった10年」
5	死者の幻影	「撃て」
6	村の英雄	ド迫力のシュタルクvs竜！
7	おとぎ話のようなもの	ヒンメルが銅像を残す理由
8	葬送のフリーレン	「葬送のフリーレン」の由来
9	断頭台のアウラ	「ヒンメルはもういないじゃない」
10	強い魔法使い	「自害しろ」のリップシンク
11	北側諸国の冬	漫画作者描き下ろしの女神
12	本物の勇者	シュタルクの兄との思い出
13	同族嫌悪	魅惑（？）の投げキッス
14	若者の特権	むねキュン過ぎる指輪渡し
15	厄介事の匂い	長尺で描かれたダンス
16	長寿友達	最愛の人を喪った長寿種
17	じゃあ元気で	「もう付き合っちゃえよ!!!」
18	一級魔法使い選抜試験	空が半分しか見えない大きさ
19	入念な計画	奇襲を完璧に防ぐフェルン
20	必要な殺し	必要なおんぶ
21	魔法の世界	「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」
22	次からは敵同士	めんどさ全開なフェルン
23	迷宮攻略	また箱から尻出してる
24	完璧な複製体	やきもちフェルンのハグ
25	致命的な隙	モジモジフリーレン
26	魔法の高み	金のミミックからも尻出し
27	人間の時代	少年ヒンメルの出会い
28	また会ったときに恥ずかしいからね	孫弟子と同じ嫌顔