「大喜とホントにしたところ、想像しちゃったじゃん……」1月30日より順次放送中のアニメ「アオのハコ」第17話では、猪股大喜(CV:千葉翔也)が“王子のキスで目覚める白雪姫”の演技に悩む蝶野雛(CV:鬼頭明里)の練習に付き合うことになった。告白した相手が相手役となり、雛は精一杯の「ホントにする?」を口にして赤面する。視聴者からは「可愛すぎて切ない……」「情緒が破壊される音がした」など悶絶の声が続出した。
新学期が始まり、栄明高校も文化祭の季節が到来。大喜のクラスは、雛の主演で「白雪姫」を上演することが決定した。大喜は、部活では県大会で敗れた遊佐柊仁のいる佐知川高校との練習試合が決まり練習に熱が入る一方、文化祭ではクラス代表として奔走するという忙しい日々を過ごしていた。
雛が真剣に劇に向き合っているのを知っている大喜は、ある日の放課後、「雛~、なにか手伝おうか?」と劇の練習をしている教室を訪れた。雛は、並べた机の上に横たわっており、まさに白雪姫が眠りから目覚めるシーンを練習していた。
死の淵から蘇ったときにどんな表情でいればいいのかわからないと悩む雛。それを聞いた大喜は「相手がいたほうがイメージしやすいだろ」と練習に付き合うことにした。しかし、大喜が開いた台本には “王子(キスをする)”の文字が……。「しねぇよ!」と慌てる大喜に、雛も「わかってるわよ!」と返したが、2人の間には妙な空気が流れた。
大喜のアドバイスを受け、白雪姫が目覚めたときの気持ちを考える雛だったが、どうしてもピンとこない。「大切なシーンなのに……」と考え込む雛に、大喜は「雛ってやっぱりすごいよな。そこまで真剣に悩んでさ、台本もいつも持ち歩いて読み込んでるし」と感心する。
「こういうのは流れでやったほうがいいかも」と2人は練習を再開。大喜は「白雪姫、どうか目を覚ましてくれ」と王子のセリフを読み上げると、「はい、キスされました」とト書きの内容も口にした。ここで白雪姫は起き上がるはずなのだが、雛は目を瞑ったまま一向に起き上がらなかった。
「雛?……そういう演技?」と大喜が心配そうに近づくと、雛は手で顔を覆いながら「ダメだ……大喜とホントにしたところ、想像しちゃったじゃん」と、真っ赤になりながら答えた。
予想外の言葉に「はあ!?」と大喜が思わずのけ反る大喜。再びしばらくの沈黙が流れたあと、雛はさらに真っ赤になりながら目を開けて「ホントにする?」と口にした。返事を促すように雛がもう一度「ホントにする?」と言うと、大喜は冷静に「しないよ」と返答した。
雛は起き上がると「わかってるよ!するって言われたほうがドン引きだわ」と言いながらもやや視線を落とす。それでも、続けて「けど、ドキドキはしたでしょ?これも雛様の戦略なんだから」と気丈に振る舞ってみせた。
雛の一連の行動に、SNS上では「『ほんとにする?』はパワーある」「千夏先輩推しでもわかるこの雛の破壊力、凄まじい」「その唇はアカン。大喜と同じくらいドキドキしてしまう…!!」「もうヒナさん無敵状態じゃん破壊力エグすぎ 好きだああああああああぁぁぁ」「雛かわえーよ。辛いな」「いじらしくて健気で応援したくなる」「あかん雛、優勝とさせて頂く」など多数の悶絶者が出ていたほか、「そこはほんとにしておけよ」「ここまでされて落ちない大喜がおかしいのでは???」「これで好きにならないの…?大喜…」「なんで大喜は耐えられるの?」「くうーキスするよなあ!普通はよお!」と、突き放せる大喜に驚く声も相次いでいた。
アニメ「アオのハコ」は2021年4月より「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の三浦糀氏による同名漫画が原作。中高一貫のスポーツ強豪校・栄明高校を舞台に、男子バドミントン部の猪股大喜と女子バスケットボール部のエース・鹿野千夏との青春ラブストーリーが描かれる。
第17話「見たいでしょ」
【あらすじ】
バドミントンで着実に力をつけているものの、大喜は自分の成長を実感できずにいた。そんな中、県大会で敗北した遊佐がいる佐知川高校との練習試合が決まり、より一層部活に励む。それだけでなく、文化祭のクラス代表との両立で多忙な大喜は、王子のキスで目覚める白雪姫の演技に悩む雛の練習に付き合うことに―。
(C)三浦糀/集英社・「アオのハコ」製作委員会
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