桜庭和志の息子で格闘家の桜庭大世が2月2日に放送された『ABEMAスポーツタイム』に生出演。大晦日の「RIZIN」で披露した“マスク入場”の真相について明かした。
総合デビュー戦となった「RIZIN」を見事なTKO勝利で飾った桜庭大世。IQファイターと称された父・和志の薫陶を受けたサラブレッドながら、その父譲りであろう飄々とした存在感と共に、まごうことなき実力を示してみせた。
かつてはアガリ症だったという大世だが、静かな柔道の試合とは異なる「RIZIN」の華やかな舞台に立ったことは快感で、大いに楽しめたとのこと。そんな大世のエンジョイぶりが現れていたのが、「RIZIN」でのマスク姿での入場シーンだ。
この演出について大世は、デビューが決まった時点で「おじさんファンたちが喜んでくれるかな」という想いから、すでに決定していたと笑う。父と同じ入場曲「SPEED TK RE-MIX」をBGMに選び、マスクのデザイン(額のロゴ)も父が被っていたものに倣って新たに作成したそうだ。
試合当日には、入場前にマスクを脱いだ様子がモニターに映ってしまうという“ネタバレ”ハプニングもあったが、同じ入場スタイルを継続するには「お父さんに使用料を払わないといけない」と笑いを誘った大世。しかし試合当日は父・和志とは意外にもほとんど話さなかったそうで、普段から「お前はお前でやっとけ、というスタンス」だという。
それでもリングに上る直前にはガシッと肩を掴んで、「“お前のペースで、お前の良いところが出せれば勝てるから”とだけ言われました」と、多くを語らずとも通じ合う親子ならではのエピソードも披露。さらに「最後の最後に”親父”出してきたな、と思いました」とオチまでつけ、再びスタジオの爆笑をさらっていた。
(ABEMAスポーツタイム)






