2月2日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、次世代のスター候補生を特集。今回の「NEXTスター」は、18歳にしてテコンドー日本女王、世界大会銅メダリストの岡本留佳選手にフォーカスした。
【映像】競技とプライベートのギャップがすごい!岡本留佳の素顔
現役女子大生にして、テコンドー女子46キロ級の頂点に君臨する岡本選手。得意技は柔軟性を活かした蹴りで、小学1年生のころから華麗な上段蹴りを披露していたという。身長差のある相手の頭部にも蹴りがグッと伸びていく瞬間は、まさにテコンドーの真骨頂と言えるだろう。
当然ながら上段蹴りは難易度も断然高くなるが、岡本選手は自身の特性を「幼稚園生の頃から新体操をやっていて、身体が柔らかいこと」だと明かす。そこで番組では、身長164センチの岡本選手の蹴りが対応できる“高さ”を、メインコメンテーターでサッカー元日本代表の槙野智章の“顔面”を使って検証することに。
道場に用意されたのは、身長182センチの槙野と同じ高さの人型サンドバッグで、頭部には槙野の顔写真が。「やめろって!」「優しくしてよ!」というツッコミもむなしく、岡本選手の上段蹴りは見事に槙野の顔面にクリーンヒットした。
そんな岡本選手の上段蹴りにはさらなる秘密があるそうで、実戦の際には「蹴る前にフェイントを入れる」ことが確実なヒットに繋がるとのこと。つまり、一度足を上げた攻撃態勢のまま1~2ステップ入れることでタイミングをずらし、相手の蹴りをうまく誘うのだ。さらに得意の右足だけでなく左足の頻度も上げ、蹴る直前に左右のスタンスを入れ替えることでヒット率も上がったという。
3年後に控えたロサンゼルス五輪での活躍も期待される岡本選手。まさに“のびしろしかない”NEXTスターの今後に要注目だ。
(ABEMAスポーツタイム)






