広島県にある大久野島は、多くの野生のうさぎが生息していることから通称「うさぎ島」として人気だが、それ以外にも日本にはさまざまなユニークな島が存在する。元『週刊SPA!』副編集長の田辺健二氏が紹介した。
まず紹介したのは、犬は原則上陸禁止の「猫だらけの島」、宮城県田代島だ。田代島は石巻市からほど近い場所にあり、フェリーで大体40分ほどで到着。そこまで大きな島ではないというが、田辺氏によると島民55人に対して猫の数が100匹を超えるという。
猫が多く暮らす島はほかにもあるが、「ここが一番由緒正しいと言うか、猫神社があったり、かつて養蚕をおこなっていてネズミから繭(まゆ)を守るために猫が飼われ始めたというのが発祥」と、紹介した理由を説明した。
続いては牛の数が島民の10倍にあたる3000頭がいる「牛だらけの島」、沖縄県の黒島だ。こちらは竹富島からフェリーに乗って30分ぐらいで到着するそう。
「年に1度の『牛まつり』があり、牛1頭が抽選で当たる『黒島牛まつり』が大人気で、4000人の観光客が訪れる。豆知識として、丑(うし)年のときだけ牛2頭になるという情報もある。今年は2月23日開催予定」と、島の特色について語った。
最後に紹介したのは登録漁船数が10年連続日本一の「子だくさんだらけの島」、兵庫県の坊勢島(ぼうぜじま)。姫路港からフェリーに乗って3、40分ほどで到着するという。
漁船数が10年連続日本一の理由について、田辺氏は「漁獲量がエグい。めちゃくちゃ儲かっている方が多い」と説明。「若年世代、29歳以下が全体の45パーセントなので、子ども3人産むのは当たり前。なんなら『4人産みたいわ』という、漁船だらけで子だくさんだらけ」と解説。これに対し千原ジュニアは「その島の名前が坊やの勢いがある島だなんて。ぜひ行きたい」と返した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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