ラップスキルのある警察官が、覚醒剤や麻薬などの違法薬物を摘発するためにラッパー集団に潜入捜査を行ったという実話を基に描く、『警視庁麻薬取締課 MOGURA』(ABEMA)。
違法薬物売買を探るためラッパー集団<9門>に潜入する警察官・伊弉諾(いざなぎ)翔吉を、実力派ラッパーの般若が演じる本作。新人ラッパーとして敵対チームとの抗争に参加した伊弉諾が、その裏にある巨大な陰謀に近づいていく姿が描かれたが、先週放送された第5話の衝撃的な展開に視聴者から大きな反響が寄せられている。
<9門>のリーダー火薬(Jin Dogg)が何者かに襲われ重症を負い、敵対チーム<REDHEAD>は突然のガサ入れで崩壊寸前。風間俊介が演じる市長・安堂の謀略によって死者も出る中、ついに火薬はひた隠しにしてきた“大麻畑”の在処を、まるで伊弉諾に託すかのように案内する。
時を同じくして、伊弉諾の同僚である警察官・高橋舞子(成海璃子)が安堂市長とつながっていることが確定。これまで伊弉諾を本気で心配しているように見えた高橋だけに、視聴者からは「ドン引きw」「まさかの裏切り者は全く予想してなかった」「ヤバすぎで言葉がでない…」と驚きの声が続出している。
“意外すぎる場所”で栽培されていた大麻について、すべてを明かす火薬。かつて同志だった<REDHEAD>のリーダー・Born-D(吉村界人)とは一触即発の事態に。そして、今は亡き伝説のラッパー・カタビラ(Mummy-D)の存在、その記憶によってチーム同士の争いが雪解けを迎える中、高橋の手引によって安堂市長らが大麻畑を急襲する。
火薬が守ってきた大麻畑を片っ端からめちゃくちゃにした挙げ句、圧倒的な武力で9門とREDHEADの面々を制圧していく安堂とその手下たち。この修羅場に一石を投じたのは、やはり伊弉諾。「負け犬の誇りだバカヤロウ」「市役所って、反社か何かスか?」「法律と正義に隠した素性」と、法の番人としての自分とラッパーとしてのプライドの狭間で揺れていた伊弉諾の、全てを明かす独白のようなフリースタイルは間違いなく第5話のハイライトだ。
この一連のシーンには、「HipHopの要素ギュっと詰め込まれててマジで泣けます」「何がREALで何がfakeか マジで見るべき」「般若氏のがむしゃらな演技良かったわ」と、熱量の高いコメントが続々寄せられている。
一人息子を人質に取られ、ついに安堂に対して銃を突きつけた伊弉諾。しかし、建前も何もかもを投げ売った伊弉諾を背後から撃ったのは、同僚の高橋だった…。この予想外すぎる展開には、「は?え??高橋さん…???」「やってくれたな」「流石に最後予想してなさすぎて叫んだ」などなど、視聴者からも率直な驚きの声が。
「展開エグすぎる!」「くっそ面白かった」「最終回が待ちきれん」「何というカオスで胸熱な展開…!!」と、最終話への期待値は爆発寸前だ。(ABEMA/「警視庁麻薬取締課 MOGURA」)