ラップスキルのある警察官が、覚醒剤や麻薬などの違法薬物を摘発するためにラッパー集団に潜入捜査を行ったという実話を基に描く、『警視庁麻薬取締課 MOGURA』(ABEMA)。
主人公の警察官・伊弉諾(いざなぎ)翔吉を実力派ラッパーの般若が演じ、違法薬物売買を探るためラッパー集団<9門>に潜入する姿を描いた本作。第5話の怒涛のサスペンス展開には大きな反響が寄せられたが、最終話では、さらなる衝撃シーンと驚きのカメオ出演が視聴者の間で話題となっている。
すべての黒幕であった市長の安堂らに大麻畑に踏み込まれ、しかも同僚刑事の高橋に背後から撃たれた伊弉諾。一命はとりとめたが市長に銃を向けたことで懲戒解雇となり、<9門>と<REDHEAD>を率いる火薬(Jin Dogg)とBorn-D(吉村界人)がすべての罪をかぶり、何ごともなかっかのように安堂による市政が続くことに……。
本作は元BAD HOPのG-k.i.dが9門のナンバー2であるOG-Tを演じるなど、人気ラッパーのキャスティングも大きな見どころだが、最終話では静かなキレ者として存在感を示してきたOG-Tの過去が判明。BAD HOPの「CALLIN' (feat. G-k.i.d, Bark & Benjazzy)」をBGMに、チーム結成前のOG-Tが事故で亡くした友人について振り返るというシークエンスで登場したのは、なんとそのBAD HOPメンバーのBarkだった。
この驚きのカメオには、多くのヘッズから「マジかよ!」「Barkでてきたあああああああ!!!!!」「Bark出てきたのアツすぎ」「Bark悲しすぎるよ」「Bark画になるね」「bark死ぬんかい!」「登場5秒で死んじゃうBark」と驚きのコメントとツッコミが。実は次回予告の時点でチラリと映っていたのだが、とくにBAD HOPロスのヘッズにとっては嬉しいサプライズだったようだ。
そして物語は一気にドライブし、組織一掃で勢いに乗る安堂の国政進出スピーチへ。そこに大型トラックで現れたのは、拡声器を手にした火薬。まさかの展開にキョドる安堂に対し、9門とREDHEADメンバーが総出で悪事を暴くラップを披露。胸熱な共闘からの痛快なリベンジ展開、さらにDJ RYOWもサプライズ登場し、最後は般若=伊弉諾が痛烈なリリックを突きつけ、安堂の血濡れた“マジック”は脆くも崩れ去った。
まさに大団円のラストに、「ラッパーが役者をやった意味が全部詰まってた」「豪華出演者も激アツポイントも小ネタも盛りだくさん」「面白すぎた。こんなドラマ観たことない」「般若さん熱くてよかった」「最後の五月雨が染みた」と、余韻に浸るような反響が寄せられている。(ABEMA/「警視庁麻薬取締課 MOGURA」)

