
石破茂総理の商品券配布問題を巡り、自民党議員が安倍政権時代に商品券を受け取ったと証言し、波紋が広がっています。野党は内閣不信任案提出も辞さない考えを示しています。
■安倍政権下でも“商品券配布”
歴代総理大臣にも疑惑の目が向けられている商品券の“お土産問題”。
野党側は自民党政権の慣行ではないかと追及を強めます。

立憲民主党 石川大我参院議員
「13期目の総理がこのことを知らないはずはないと思うんですが、改めてそういう慣行が自民党内にはあったんだということはご存知か」

石破総理大臣
「それが慣行であったかどうか知る立場ではない。言葉の遊びをするつもりはないが、それが慣行であったかどうかは、また別の評価であって、そのことについて私は言及する立場にないし知識もない」
石川参院議員
「配っているんだろうなということは、いろいろ見聞きしたことはあったか」
石破総理大臣
「そういう話があちらこちらというか、長くいると、そういう話もあるねということは聞いているが、私はそれを確認したわけでもないので、そういうことについてのコメントはいたしかねる」
自民党の慣行か否か、言及を避けた石破総理でしたが…。

自民党 大岡敏孝衆院議員
「私が新人だったころだから初当選した数カ月後なので、約12年前。商品券的なものであったことは間違いないです」
第2次安倍政権下に総理公邸で行われた会食に合わせ、金券を受け取ったことを明らかにした自民党の大岡議員。

大岡衆院議員
「当時の認識は私は党からいただいたものだと思っていた。党所属の議員として、厳しい選挙を戦って勝ち抜いたわけだから、それを敢闘賞・努力賞としてほめていただいたと思っていた。少なくとも、当時の安倍総理から手渡されたわけではないと思う。そんなやり取りはなかった」
■商品券はポケットマネー?
一方、石破総理への質問は商品券の原資に及びます。

立憲民主党 杉尾秀哉参院議員
「官邸対党の関係で慣例として、こういうことが行われてきたとしたら、官房機密費が使われた疑いが出てくる。いや、むしろ強いんじゃないかとも思う。150万円、これ結構なお金です。親の遺産まで持ち出した。『私もお金貯めてます』と言ったが、本当にポケットマネーから出したのか。証明できますか」
石破総理大臣
「本当です」
杉尾参院議員
「証明できますか?」
石破総理大臣
「それは証明の仕方というのがどう考えても難しい。ただ、こういうことに官房機密費は使うものではない」
石破総理は、状況次第で衆院政治倫理審査会で弁明する意向を示しました。

国民民主党 榛葉賀津也幹事長
「この商品券の包装紙に、石破さんの写真と顔、似顔絵のせて『ねぎらい』と書いてあったら、商品券の活性化になるんじゃない。商品券を正しく使えばいい。そういう使い方するからダメ。早く石破総理は政倫審に出て、まず本人が説明すればいいんじゃないか」
国民民主党は石破総理の政倫審出席を求め、応じない場合は内閣不信任案提出も辞さない考えを示しました。
立憲民主党は現段階では不信任案に慎重な姿勢を見せています。

立憲民主党 野田佳彦代表
「直接これだけの問題で不信任ということではなく、総合的にどこかの段階でどう判断するか。可能性はもちろん否定はしないが、現段階で決め打ちをしているわけではない」
(「グッド!モーニング」2025年3月22日放送分より)
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