
コメの価格が高騰するなか、買いだめしたコメを自宅で長期間保管する人も多いのではないでしょうか。20℃超えの日が続出するなか、コメの保管には注意が必要です。20℃を超えると、コメに虫が発生するリスクが急激に高まります。
【画像】「コメ食い虫」ことコクゾウムシ 気温20℃以上になると孵化して
■都心は3日連続で20℃超え コメに虫注意

SNSの投稿
「初めてコメに虫をわかせてしまった。ショック」
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「未開封なのにコメにゴリゴリ虫がわいていた。なんで?」
コメに付いていたのは、体長1ミリほどの幼虫です。急な気温上昇で、コメに虫がわくリスクが高まっています。

東京都心では、25日から急激に気温が上昇。27日も22℃まで上がり、3日連続で20℃を超えました。
気温が20℃を超えると注意が必要なのが、コメにわく虫です。街の人に聞いてみました。
40代
「ダメだと思っているけど、買った袋のままキッチンのシンクの下です」
60代
「買ったまま、袋に入ったまま、台所に積み重ねて置いています。開けた後は、密閉容器に移し替えています」
■「地面動くレベル」コメにムシ大発生も
対策を怠ると、こんな事態も起きます。

生産者から譲り受けた玄米の周りを動き回る無数の黒い物体。体長およそ3ミリのコクゾウムシというオスのカブトムシに似た虫で、「コメ食い虫」の異名を持ちます。
害虫被害に遭った女性
「びっくりして、一瞬固まって、どうしようかなってなりました。10キロぐらいのコメに対して、3分の1ぐらいはいた。地面が動いているようなレベルで出てきた」

1匹がおよそ200個の卵を産むため、1匹見つかったら数百匹いる可能性があります。女性には心当たりがあったといいます。
害虫被害に遭った女性
「車の中に1週間置きっぱなしで、エアコンがかっていない所に置いていたみたい」

ここまで数が増えたのは虫が好む高温と高湿度が重なったことが原因です。コクゾウムシは、気温20℃以上になると孵化(ふか)し、ゾウの鼻のような口でコメを食べて産卵を繰り返します。

コメにわくのは主に2種類で、コクゾウムシのほかノシメマダラメイガという虫もいます。袋の隙間から入り込むこともあれば、密封されたコメ袋を破って侵入することもあるそうです。
■どうコメ保存すれば? 専門家に聞く
どのようにコメを保管すればいいのでしょうか?

管理栄養士・フードスタイリスト
大槻万須美さん
「活発に繁殖しやすかったり、湿度の高い環境を好むので。低温に保って風通しのいい所に、コメを保管しておくのが一つ。一番いいと言われているのが冷蔵庫なのですが、容器に入れて置いて、虫が入ってくるのを防いでおくとか、キッチンとかコメの保管場所を清掃しておく。そこだけでも少し変わってくるのかなと思います」
(「グッド!モーニング」2025年3月28日放送分より)
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