25周年イヤーに突入し精力的に活動をしているm-floの2025年第1弾となる新曲「Judgement?」 が3月26日(水)0:00にリリースされ、21:00に「Judgement?」のMusic Videoが公開された。
今作のlovesアーティストには2020年に「RUN AWAYS」以来のlovesとなる2人組女性ラップグ ループchelmicoのメンバー鈴木真海子を迎えている。
このMusic Videoは日常と心の内面を幻想的に描いた作品。
鈴木真海子の穏やかな生活を見守るフィギュアのVERBALと☆Taku Takahashiは、夢の中で現れ 、不安の象徴である悪魔と対峙する。やがて鈴木真海子は、自身の悩みが思ったより小さいこ とに気づき、乗り越えていく。
ある日フィギュアが壊れるも、現実のVERBALと☆Taku Takahashiが登場し、共に踊ることで新たな希望が生まれる。 日常の中にある不安や孤独、それを支えてくれる存在の大切さを描いた心温まるストーリーを描いている。

<m-flo loves 鈴木真海子 / DL& STREAMING>
■m-flo コメント
まずはラヴァーズロックの楽曲を制作しようと2人で話したことがJudgement?の制作のきっか けで、その際にボーカルは鈴木真海子さんにリクエストしたいとなり、「RUN AWAYS」以来 にお声がけさせていただきました。
真海子ちゃんのグルーヴィーな歌声ととてもマッチした素敵な楽曲になったと思います。 Music Videoも元々クリエイティブをよく拝見していたODDJOBさんが可愛いキャラデザとアニ メーションで共に楽曲に息を吹き込んでくださいました。
ぜひ皆さんの日常に寄り添えるような楽曲になると嬉しいです。
■鈴木真海子コメント
chelmicoに引き続きソロでもloves出来てとても光栄です!ラバーズロックは元々好きでいつか 制作してみたいなと思っていたので、ビートが来た時はタイミングの良さも相まってテンショ ンがすごくあがりました!
スウィートなメロディで歌うけど、歌詞の内容は少しトゲのある感 じに作ってみました。鈴木真海子とm-floさんのそれぞれの雰囲気がすごくかっこよくマッチし た作品になったと思っています。
今作のMusic Videoの監督はTakeru Shibuyaが務めた。Takeru Shibuyaはグラフィックと実写を 組み合わせた映像表現、カートゥーン調のキャラクターを用いたアニメーション表現などを得 意とする若手映像監督。
2019年にはアニメーション監督を担当したPUNPEE「タイムマシーンにのって」がスペースシ ャワーアワード BEST CONCEPTUAL VIDEOを受賞。他にもPUFFY「エッサフォッサ」、ビッ ケブランカ「Ca Va?」、唾奇 × Sweet William「Let me feat. CHICO CARLITO」などのMVから 、広告、ライブ演出映像、デザインやイラストに至るまで活動は多岐にわたる。
「Ole」名義ではラッパーの一面も。 映像と音楽をクロスオーバーさせ自由自在に行き来しながら自身を表現する様はまさに二刀流。
キャラクターデザインはSHASHAMINが手がけた。スチャダラパー「スチャダラ外伝」のジャケット制作を皮切りにイラストマンガ業として静かに開業。
近年は、完璧なまでのかわいいイラストタッチで数々のTV番組や企業コマーシャルなどのイラ ストレーション、キャラクターデザイン、アニメーションも制作し、独自の表現方法を確立さ せている。ODDJOBのテイストのメインとなるイラストレーターである。
■キャラクターデザイン・SHASHAMINコメント
キャラデザをお願いされた時、まずm-floとmamikoさんのコラボはとても良いなと思いました曲はあとから聴かせて頂いたのですが、長く一緒にやっているような安心感のある曲でとって も良い感じでした。嬉しかったです。
m-floはあの象徴的なアイウェアが僕もとても好きだし、あれは描きたくなりますよね。
自分の画風はクラシック・カートゥーン調なので、だいぶコミカルになってしまうのがm-floの スマートな世界観に合うか不安でしたが、MV監督の澁谷くんがキュートに料理してくれました ☆。
mamikoさんは僕の中ではショートボブのイメージが強かったのですが、最近は伸ばしてるので 、ネクストステージにイラストも合わせました。
またきっと髪型はチェンジされると思うのですが、これもとても良いですね。 僕もホントによく悪夢でうなされるので、、このMusic Videoのようにキュートに解決してくれると嬉しいですね。
■Takeru Shibuya・ディレクターズノート
今回の映像ではSHASHAMINさんのキャラクターデザインを生かしつつ、いかにして新しい形で デザイン的に映像に落とし込むかを試行錯誤しました。 背景やアニメーションの動き、質感共に60年代から70年代の雰囲気を纏った作品に仕上がった と思います。
アニメーションの中でもループの仕方や曲の展開に合わせたストーリーギミックもポイントです。
可愛らしくポップなキャラクターとともに、シックでしっとりとしたアニメーションを楽しん でいただければと思います。
「Judgement?」は、ラヴァーズロックの心地よいグルーヴに乗せて、現代社会に漂う偏見や固定観念、そして“自分らしさ”を問いかける一曲。
SNSやメディアを通じて可視化される他者の評価やイメージ。それに振り回されることなく、自分自身の価値を見つめ直すことの大切さを、軽やかなメロディと鋭いリリックで描く。
「きみを知りたいよジャッジメント」というフレーズが繰り返されるたびに、誰かを、そして自分自身をも“ジャッジ”してしまう現実が浮かび上がる。
洗練されたサウンドと、鈴木真海子のスムースなフロウが絶妙に絡み合い、都会的でありながらどこかノスタルジックなムードを醸し出す。縛られない、ハマらない、ありのままでいい。そんなメッセージを詰め込んだ楽曲。

