
ドクター中松が、ラップを歌う。そんなウソみたいな情報を掴んだAbemaTimesは各所に取材を進め、ラップ映像を独占入手した。
一気に盛り上がりを見せる都知事選について、ドクター中松本人はどう思っているのか?そして曲の中で執拗に繰り返される「都民に告ぐ」に込めた真意とは?御年88歳、日本の発明王であるドクター中松本人を直撃した。
ーーなぜ「都民に告ぐ」というラップソングを発表したんですか?
猪瀬、舛添と2連続でカネが問題で辞職していった。都知事になるのに身体検査をしていない。人間としての資質を検査していないんだよ。
もう都民は2回失敗したんだよ。3回目の失敗を防ぎたい、そう思っているね。
ーーなぜラップを?
普通に歌うだけではインパクトに欠けるからですね。
ーー作詞はドクターが?
そうだね。僕は合計23の頭脳を持っているんだ。
1つ目の頭脳が「超発明家」の頭脳、他にもシンガーソングライターの頭脳など、色々あるんだけど、今回は24番目のラッパーの頭脳を使ったんだよね。それに服装もホラ。
ーーあ、キャップとバックルがデカいベルトってヒップホップを意識してるんですね。それにラップの中では誰とは言わないけど「Kさん」とディスっています。
そうそう。今の候補者だって、身体検査をしたのか、本当に資質があるのか、ちゃんと検査されたわけじゃない。僕は都知事には5つの資質があると思っている。それぞれ5点×5項目で25点の点数で決めるべきだとおもう。
その「資質」は、
1お金にクリーン
2海外の人脈が豊富で東京五輪を成功に導ける
3高齢化対策に対応できる
4先祖代々、東京に住み東京を知り尽くしている
5東京の未来を作る創造性があること
だと思っているよ。
ーーじゃあ鳥越さん、小池さん、増田さんはそれぞれ何点ですか?
うーん、、、せいぜい12点くらいかな。鳥越さんだってずっと東京じゃないでしょ?
ーー全然ダメですね。ドクターは?
僕はそりゃ24点くらいはいくよ。
僕は旗本直参、300年間東京に住んでいるからね。
ーードクターが都知事選に出馬する可能性は?
このラップが都民みんなに届いたら、その時に、僕は出馬すべきだと思っている。
ーーすっかりラッパーですね。曲の歌い出し、「余命2年の末期がん」とあります。
僕は本当は2015年の年末に死ぬ予定だったんだよ。前立腺導管がんが見つかって。末期がんだって。それでも僕は発明で治すことができた。
ーー治ったんですか?
うん。10個ほど治療法を試したんだけど、10番目のガンガンロボットという発明品でがんは治ったね。他にもその時に「シンガーソングライターの頭脳」があることに気づいて、「ガンの顔つき悪くても」という曲を作ってがん患者の心を癒やそうとしたよ。
ーーなるほど、そして今回24個目の頭脳がラップだった、と。AbemaTVでは「フリースタイルダンジョン」というラップバトルが人気なんです。
へぇ~。そうなの。
ーーなので、今即興でラップを作ってください。
え
ーーラップ。お願いします。
うーん…
ーーどうですか?
うーん…
「と、、、都民、安心、、、身体検査ぁぁ!!」
ーーありがとうございました!

