
21日は、熊本県や福岡県などで最高気温が30℃以上の「真夏日」となった。26日からゴールデンウィークが始まるが、今年のゴールデンウィークは暑さが続くという予報が出ている。
■富士山×サクラ×五重塔 絶景に行列

山梨県富士吉田市の新倉山浅間公園。手元の温度計は29.7℃を指していて、汗がしみ出る暑さだ。
富士山とサクラ。さらには、五重塔がそろって楽しめる絶景スポット。山の麓から398段の階段を上った先の展望デッキを目指し、長蛇の列ができていた。

季節外れの暑さのなか、麓からなんとか絶景スポットまでたどり着いた家族はこう話す。
観光客
「すごくきつかったです。汗だくになって」
「晴れだけど、暑い」
「きょう旅行に来る時に暑くなるっていうので、みんな半袖で来ました」
階段の途中では…。
観光客
「三脚とカメラ買ったばかりなので、それでちょっと撮りに」
「(Q.これから上にのぼる?)もう結構、汗かいちゃって諦めようかなって思ってるところですね」

半袖や袖なし姿の外国人観光客も多く、ビールを飲んだり、ソフトクリームを食べたりして涼む様子が目立った。

オランダから来た観光客
「富士山の眺めが美しいと聞いていたから、きょう来たんだ。すごく美しいね」
「かなり暑いけど、良い天気で雲一つない、完璧なアイスクリーム日和だよ!」
■九州で真夏日も 4月でも相次ぐ熱中症
21日は、福岡県や熊本県などで最高気温30℃以上を観測する真夏日になった。
都内のクリニックでは、4月にもかかわらず熱中症と診断される患者が相次いでいる。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「この週末に来た熱中症の方の7割以上は、汗をほとんどかいていない。体は熱いんだけれども、汗をかけなくて熱がこもる。これがやっぱりさほど高温でもないのに、熱中症になりやすい一つの要因なんですね」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年4月22日放送分より)
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