
大手中華料理チェーン店が、24日から「冷やし中華」の提供を始めます。夏メニューを提供する時期が年々早まっています。
【画像】においの元になる「ベトベト汗」をサラサラにするにはどうすればいいか
■「冷やし」担々麺、そば、担々うどんも
今年すでに7度の夏日を迎えた東京都内。飲食チェーンでは、早くも夏メニューがスタートします。

大手中華料理チェーン・大阪王将には、24日から販売が始まる夏の新メニューのポスターが貼り出されていました。
大阪王将 岩本町店 上野晃司店長
「『五目冷やし中華』と『紅油冷やし担々麺』になります」

去年より数日早く店舗にお目見えする冷やし中華と冷やし担々麺。販売時期が早まっても、売れ行きは好調だといいます。
上野店長
「暑い日とかはすぐにオーダーが入り、全体のオーダー率もやっぱり良い。この何年かはもう暑さで、販売開始したら結構売れる。売れ行きは年々良くなっていると感じている」

天丼てんやも、24日から夏メニュー「冷やしそば」を始めます。
天丼てんや 商品企画担当
「4月から暑くなるという予測から、この時期に冷やしそばの販売を始めることにしました」

なか卯では、夏の「冷やし担々うどん」を去年より1カ月以上早めてスタートしました。
■4月の夏日でベトベト汗 においの元に…
一方、暑くなると気になってくる汗のにおい。体臭の研究者は、汗をかきはじめる今の時期こそ、においの元になる皮膚ガスの発生に気をつけなければいけないと話します。

東海大学 理学部 関根嘉香教授
「冬の間は汗腺が少し“お休み”している。わずかに残った“働いている”汗腺が今、暑い時期に汗をかこうとすると、ちょっと塩分濃度の濃いベトベトした汗になってしまう」

皮膚にいる常在菌がベトベトした汗の成分を分解すると、皮膚ガスが発生し、においにつながりますが、サラサラした汗だと、常在菌の働きがそれほど活発にならないため、においも少なくなるといいます。

では、ベトベトした汗をサラサラとした汗に変えるためには、どうすればいいのでしょうか?

関根教授
「例えば、朝30分くらいウォーキングをして軽く汗をかく。その後、シャワーを浴びて仕事に。こういう習慣で、割とサラサラした汗に」
(「グッド!モーニング」2025年4月24日放送分より)
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