俳優・プロデューサーとしても活動するMEGUMIがファウンダーを務める国際文化交流イベント『JAPAN NIGHT in Cannes 2025』が、今年もフランス・カンヌにて5月16日より開催。これに先駆けたイベント『JAPAN NIGHT Presentation in YOKOHAMA 2025』が5月5日、神奈川・横浜赤レンガパーク メインステージエリアにて行われ、MEGUMI本人もステージに登壇した。
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『JAPAN NIGHT』は、表現者や創り手たちが中心となって、日本映画および日本文化の多様性と魅力を、世界の映画関係者や文化関係者に向けて発信することを目的としたイベント。国際的な文化交流を促進する場として、映画のみならず政治・経済・文化の各分野におけるグローバルな対話の起点となることを目指している。第1回「JAPAN NIGHT」は、2024年5月にフランスのホテル・マルティネス・カンヌにて開催され、世界各国から映画関係者が多数来場し、話題を呼んだ。
『第3回横浜国際映画祭』とコラボする形で開催された『JAPAN NIGHT Presentation in YOKOHAMA 2025』は招待された映画関係者が続々と詰めかけ、シャンパン・日本酒などを片手に交流会を行った。イベント開催の挨拶としてステージに登場したMEGUMIは、「『横浜国際映画祭』が年々大きな盛り上がりを見せている中、こうして日本の映画と文化の魅力を皆様と共有できる場所を設けられたことをうれしく思います」と話した。
それからMEGUMIは「今回のイベントは私がファウンダーを務めさせていただいております。5月16日にカンヌ国際映画祭会期中に開催される『JAPAN NIGHT』に先立ちまして、横浜から世界に向けて、その志や想いを届けていこうという特別なイベントとなっております」と本イベントの趣旨について説明。最後に「日本の映画や文化に関わる皆様が自由に語らい繋がっていくことで、新たな価値観が生まれていく、そんな未来に繋がる時間になればいいなと思ってます」と来場者に向けて伝えた。
イベントにはスペシャルゲストとして俳優の松本まりかがステージに上がった。MEGUMIから言葉を求められると、松本は「こういった場に呼んでいただきありがとうございます」と感謝を伝えてから、「私は映画が好きで、今はテレビの活動の方が多いんですけど、休みの日があれば映画館に行くという映画好きです」と自己紹介。
その上で、俳優として、さらにプロデューサーとして幅広く活動するMEGUMIに対し、松本は「MEGUMIさんはとても尊敬している俳優さんです。そんな中でこういった『JAPAN NIGHT』をカンヌでオーガナイズされていて、日本にもこういう場を設けて、本当にアグレッシブに活動されていて。俳優という垣根を越えて、MEGUMIさんが活躍し、私たちにこういう場を提供してくださると、“俳優業だけじゃなくていいんだ”と思えるというか。新しい生き方を体現してくださっている人」とリスペクト。
それから松本が「そんなMEGUMIさんが開催されているイベントということで私も駆けつけさせていただきました」と話すと、MEGUMIは松本に感謝した。ステージではアートディレクターで2023年公開の映画『アイスクリームフィーバー』で監督を務めた千原徹也氏がDJを行っていたが、MEGUMIと松本は同作に出演している。そんな3人がステージで再集結できたことに松本が「良いですね、映画って。こうやって繋がっていくのは」と語ると、MEGUMIも「最高ですね。うれしいです」と笑顔を見せた。
横浜港に面した海沿いで開催された『JAPAN NIGHT Presentation in YOKOHAMA 2025』。イベントは気持ちの良い風が吹く晴天の中で時間が進み、来場者はお酒などを片手にし、皆が心地よい時間を過ごしていたようだった。
取材・テキスト：中山洋平
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