ブラジルの「逆さまの世界地図」が波紋を呼んでいる。
ブラジルの地理統計院(IBGE)が作成した新しい学校用世界地図は、ブラジルを中央に据えて、南を上にした「逆さまの世界地図」だ。
IBGE マルシオ・ポシュマン院長は「BRICSやメルコスール、2025年のCOP30など、国際フォーラムにおけるブラジルのリーダーシップを象徴するもの」だと述べ、国際社会で存在感を示すためものだとしている。
一方で、「逆さまの地図は現実の伝達ではなく歪曲をもたらし、IBGEが長年築いてきた国際的な信頼を損なうものだ」という批判の声も上がっている。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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