3日、映画『ルノワール』のジャパンプレミアが都内で行われ、主演を務めた俳優の鈴木唯(12)と、リリー・フランキー(61)、河合優実(24)らが登壇した。
この作品で、不完全な大人の世界を覗きながら、人々の心の痛みに触れていく11歳の少女を演じた鈴木。カンヌ国際映画祭での思い出を、次のように語った。
鈴木:本当に感無量で、ワクワクドキドキが止まらなかった。とても嬉しくて、多分一生の思い出になると思います。
また、父親役を演じたリリーは鈴木の印象について、こう述べた。
リリー:彼女のみずみずしい芝居に加え、フキという役を演じる唯ちゃんの生身の、何かになりかけている人間の途中を記録された生々しさが乗っかっているので、これは本当に注目されてしかるべきです。
また、鈴木は共演した河合について、次のように述べた。
鈴木:演技がすごく上手で、簡単に例えると、淡い水彩画のような繊細な感じですごく惹かれる演技で、「わぁ~すごい」って演技している時に思って、「見習いたいなぁ」と思いました。
河合:ありがとうございます。その「淡い水彩画みたいだなこの人は」と思った気持ちを、そのまま育ててほしいです。
(『ABEMA Morning』より)
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