ミクステという文化を2025年の今、改めて再考察する学び多き本作は、一筋縄で行くはずがない東京アンダーグラウンドのThe Mostヒドゥン・シークレット、JUCEが相棒DJ GOATと共に放つ堂々の新譜。
曰く「究極のMIXTAPEを作りかった」と長らくウワサに聞いていた大問題作が幾多の変遷を経て陽の目を見る日が遂に来た! 独自な活動スタイルを貫くがゆえ、その活動の全貌を掴みづらい東京ストリートレペゼンMCの一人であるJUCEの新たなるクリエイションは、新譜とかニューアルバムってコトバの常識を覆すヴィジョナリーな一枚(保証します!)
数年に渡った構想期間を経て、本作で導き出した回答は、JUCEならではの発想にして時代の切り取り方にして超絶なる激感性の賜物。 PLAYボタンを押すと聞こえてくるのはDJ MIX…とはいえ、侮るなかれ。
緻密に大胆に構築・再構築されたトラックの数々は、1991年神奈川相模原産のSampling SmithにしてBeat Makerにして本作の立役者、DJ GOATの確かなシゴト。
エディットの妙が冴え渡るトラックと、上に乗っかる言葉言葉言葉!声声声!のオンパレード。
ぶち上がり必至す。クラシックとブランニューが入り混じり続けるその様は、ひとことで言えば…奇跡の共演?狂宴!なのか???
本作を一度デッキに載せてみれば、なんのことかすぐにわかるはず。 本作もうひとつの重要要素は、盟友MCsから届けられたシャウトの数々。
彼が築き上げ大切にしてきたJUCE’s Circleを垣間見ることができるのは、絶対に見過ごすことができない本作の醍醐味の一つです。
ライナーに目を凝らしてみたりもしながらWarmなHearts溢れるその凄ラインアップにご注目あれ。
レガシーを大切に思うココロ、クラシックを敬愛するキモチ。全ては本作のタイトルが語ります。 「景色が変わるといっすねぇ~笑」って、JUCEは話してくれました。

Peace, Love, Respect & Shoutouts to 俺らノHip Hop Legacy.
Text by 3 Film by Lady Purp Recorded at GREEN HOUSE STUDIO
Mixed & Masterd by Homeboyfish
Designed by Naoki Shimakawa

