“世界の朝ごはん”に注目
【映像】イギリス、アメリカなどの朝ごはん
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 6月はゴールデンウィークと夏休みの間で「旅行のオフシーズン」とも言われている期間だが、ニュース番組『ABEMA Morning』は、新宿や銀座など都内に4店舗展開する“世界各国の朝ごはんが食べられる”というカフェレストラン「TASTE THE WORLD」に注目した。

【映像】イギリス、アメリカなどの朝ごはん

 「TASTE THE WORLD」ではイギリス、アメリカ、台湾の定番の朝食メニューが味わえる。これに加えて2カ月ごとにもう1種類、別の国の朝食が食べられるようになっており、6~7月はヨーロッパとアジアの境に位置する国・ジョージアの朝食を提供している。

 昔からさまざまな国の商人や旅行者の往来とともに、各地の食材・スパイス・調理法が行き交ったことで、独特で多様性のある食文化が形成されたというジョージアならではの朝食メニューを味わえるワンプレートとなっている。

 運営会社ステープルの代表・木村顕氏は、各国の歴史や素晴らしい文化を、朝ごはんを通して伝えていきたいと考え、このレストランを始めたと話している。

 メニュー開発には、各国の大使館や政府観光局といった政府機関や航空会社、現地出身の人が携わっており、本場の味が体験できる。

 また、店内ではワークショップも開いていて、現地の人から直接料理を教えてもらうことで、料理の他にも異文化交流の機会も増えて、より楽しい朝食になるのではないかと木村氏は話していた。

 ちなみに、今まで作ってきた朝食メニューでイチオシなのは、ペルーの朝ごはん。「タマレス」というトウモロコシのちまきが癖になる味だという。

 この店をオープンしたきっかけは、木村氏が以前運営していたゲストハウスで海外からの客と話をする中で、食を通じた異文化交流は誰とでも盛り上がることができ、さらに朝ごはんはその国の食文化が凝縮されていることに気づいたからだという。

 朝ごはんの献立に飽きてきたと感じたら、海外の朝ごはんを参考にしてみるのもいいかもしれない。(『ABEMA Morning』より)

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