音楽家で、吉本興業所属のお笑い芸人としても活動していたミッチェルさんこと栗林美智瑠さんが、8月18日に、子宮体がんのため亡くなっていたことがわかった。47歳だった。
幼少期からピアノを習い、高校と大学では声楽を学び、在学中から音楽家として活動していたというミッチェルさん。2019年には40歳にして吉本興業の養成所、NSCに入学し「25期の母」として同期生から親しまれていた。NSC卒業後は、音楽家からの愛称だった「ミッチェル」の名前で芸人としても活躍していた。
2024年3月、吉本興業のWEBメディアで、45歳の時に子宮体がんのステージ4のB 手術をしても5年生存率は20%と宣告されたことを公表。その後もミッチェルさんは闘病を続けながら活動を継続し、抗がん剤の影響で髪が抜け、スキンヘッドになった姿や、入院中の様子、音楽発表会に向けて準備をしている姿などをSNSに投稿していた。
2025年7月31日には、20日間入院していたことをつづり、病院のベッドでおにぎりを頬張る姿などを投稿。8月8日はXで「痛みが酷くて気力がない。薬を飲んでも効かないほど、リンパ浮腫の洗礼を受けてる。それでも食欲はあるから、有り難い。」と、病状に苦しみつつも、前向きな様子を見せていたが、これが最後のポストとなった。
8月25日、所属事務所の吉本興業は「弊社所属ミッチェル 本名:栗林美智瑠が8月18日(月)、子宮体がんのため、東京都内の自宅で逝去しました。満 47 歳でした。葬儀・告別式はすでに近親者で執り行いました。後日、お別れの会を開く予定」と、永眠されたことを伝えた。この訃報にネット上では「御冥福をお祈りします」「本当に本当に残念…」「まだ40代なのに…」などの声が寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)

