俳優の柴咲コウと川口春奈が27日、東京・日比谷エリアで開幕した「第38回東京国際映画祭」のレッドカーペットに登場した。国内外から映画人が集う華やかな祭典の幕開けに、主演女優として姿を見せた柴咲は、静かな存在感と気品を放っていた。
【画像】深いスリットから美脚スラリ!柴咲コウ&川口春奈のドレス姿
柴咲が身にまとったのは、全身にスパンコールを散りばめた漆黒のロングドレス。スポットライトを浴びるたびに繊細な光を反射し、まるで動くアートのような印象を与えた。白い襟とレザーのロンググローブを組み合わせたスタイルは、クラシカルな品格の中にモードなエッセンスを漂わせ、彼女ならではの洗練された装いに仕上がっていた。深いスリットからのぞく脚線美が歩みのたびに際立ち、観客やカメラマンの視線を引きつけていた。
一方、川口春奈は立体的なショルダーが特徴的なブラックスーツドレスで登場。ジャケットスタイルのトップスに、チュールを重ねたロングスカートを合わせたコーディネートは、凛としたモード感と華やかさを兼ね備えていた。レッドカーペット上では、観客の声に応え、笑顔でサインや撮影に応じる姿も見られ、その自然体のふるまいが温かみを添えていた。
二人が揃って姿を見せたのは、柴咲が主演を務めるABEMAオリジナルドラマ『スキャンダルイブ』が、同映画祭のTIFFシリーズ部門に出品されたためである。作品では、芸能界の裏側を舞台に、スキャンダルを巡る芸能事務所と週刊誌の攻防が描かれる。華やかな世界の光と影をリアルに映し出す内容となっており、柴咲と川口がどのような演技を見せるのか注目される。
取材・文・写真: 野原誠治
この記事の画像一覧『スキャンダルイブ』は10月31日(金)に舞台挨拶が行われ、11月19日(水)からは夜10時からは、インタビュー放送局・ABEMA(アベマ)にて、全6話構成で無料配信がスタートする。




