話し方トレーニング「kaeka」代表の千葉佳織氏
【映像】トランプ大統領の隣で笑顔で跳ねる高市総理
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 ニュース番組『わたしとニュース』に、ハレバレンサーを務める話し方トレーニング「kaeka」代表の千葉佳織氏が出演。女性初の総理大臣誕生の瞬間と世間からの「見る目」について語る場面があった。

【映像】トランプ大統領の隣で笑顔で跳ねる高市総理

 千葉氏は、女性初の総理大臣誕生の歴史的な瞬間を「ガラスの天井を破ってくれたことに感謝」と話す。

「そもそもこのタイミングで総理になるというのは、かなりチャレンジングなことだと思う。周りからも厳しい目がある状況だと思う」とした上で、「私の周りで政治に詳しくない人も、初の女性総理になったので、メディアやテレビを見るようになったと言っている人もいる。政治に詳しくない人が政治に向き合うような機会にもなっている」

 就任早々、トランプ大統領の訪日などもあり、いろいろな場面で活躍する高市総理の報道もされている中で、千葉氏は「高市総理は見せ方という面で非常に突出しているところがあり、うまく巻き込んでいるなと思う」と述べた。

「外交の非言語コミュニケーションが秀逸。直近だとトランプ大統領やASEANの時、私は表情に注目していた。トランプ大統領のときは歯を見せながらしっかり笑って、何十秒もその状態で止まれる。中国と話すときは、少しとした表情で歯を見せないような形で表現をしている。細かい部分も含めて、すごくノンバーバルでコミュニケーションを取られているなと思った」

「私は話し方トレーニングという授業をやっているが、このデリバリーやノンバーバルコミュニケーションで伝えることはすごく重要。表情、視線、人との距離、ジェスチャー、こういうもので親密性を出すというのは、一つの工夫点としてはあると思う」

 日本政治の世界が安定しているとは言えない中で今後、どのような点に高市内閣に注目していくのか。千葉氏はこのようにコメントした。

「まずは物価高をどうしていくのか。あとは、高市さん自身が更年期の女性の問題のことについてよく口にしているので、女性としてどんな新しい政策をやっていくのかというのは私も注目していきたい」

(『わたしとニュース』より)

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