令和ロマン・くるまが、芸能活動の将来について率直な思いを明かした。
11月9日放送のABEMAオリジナルドキュメンタリー『世界の果てに、くるま置いてきた』で、くるまはバングラデシュのホテルで大前プジョルジョディレクターとの深夜の会話の中で、自身のキャリアについて考えを語った。
『世界の果てに、○○置いてきた』シリーズ(通称・せかはて)の第3弾となる本作では、物心ついてから海外旅行経験がなく、ほぼ人生初海外となる令和ロマン・くるまが、バングラデシュ南端の離島に置き去りに。過去シリーズ同様に、移動手段はローカル路線バスやヒッチハイクなど基本陸路のみというルールの中、約2週間の南アジア縦断旅に挑んでいる。
ディレクターから「将来」について問われたくるまは、「いや、なんか今ちょうど人生のフェーズ1が終わったんで、何すっかなって感じですよ」と回答。「やっぱ30代って、みんな言うけど、1番働けるじゃないですか」と、31歳の現在をキャリアの節目と捉えている様子を見せた。
「どれなんだろうな…俺のやること。今までやってきたことを生かして、(生涯やるべきことは)なんなんだろうっていうのはずっとあります」と、次なるステップへの模索を明かした。
大前ディレクターが「でも漫才は続けるんすよね?」と質問すると、くるまは「そうなるでしょうね。難しいところですね」と即答を避けた。さらに「表舞台にはずっと立ちたいんですか?」という問いに対しては、「それもないですね。わかんないっすね」と、芸能活動の継続についても曖昧な回答をした。
「幸せの国」と呼ばれるブータンへの旅の中で何かを見つけたいという思いも語ったくるま。「そこで見つかるんじゃないですか。見つかるっていうか、幸せってなんだろうっていう定義ができたら、その状態になるために何すればいいんだろうってわかるじゃないですか」と、旅を通じて自分の進む道を模索している様子をうかがわせた。
M-1グランプリ2連覇という輝かしい実績を持ちながらも、30代を迎え新たなフェーズに向けて模索するくるま。南アジア縦断の旅を通じて、彼自身の「次なる一歩」が見つかるのか、注目が集まる。
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