ベネチアのサン・マルコ広場で、水から顔を出したのはイルカだ。
世界遺産都市のラグーンに現れたこのイルカは「ミモ」と名付けられた野生のイルカである。観光客を楽しませているものの、専門家は多くのボートが行き交うため、プロペラなどで負傷することを心配している。
ベネチア自然史博物館の館長によると、「本来、動物にとってストレスとなるような、この騒がしい場所になぜ留まっているのかわかりません。エサもとっていて、体調も良さそうです。何度か外海に出てもいます。それでも、なぜかここにいることを選んでいるのです」と話している。
観光客には、エサなどを与えずに野生動物であることを忘れないようにして、距離を保ってほしいそうだ。(『ABEMA NEWS』より)
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