コチョウラン 置き場所や処分の悩みを解決する新サービス 花の代わりに代金贈りお祝い
この記事の写真をみる(6枚)

 開店のお祝いなどで大量に贈られるコチョウラン。ありがたいと思いながらも、その置き場所や処分に困る人も少なくないようです。そんな悩みを解決する新しいサービスが始まっています。

【画像】従来のお祝い文化を変えるサービス「お祝いGO!!」とは

花の代わりに代金贈りお祝い

コチョウラン
拡大する

 白くかれんに咲き、もらうとうれしいコチョウラン。チョウが飛ぶ姿に似ていることから、花言葉は「幸せが飛んでくる」です。

 会社の移転や開店祝い、社長就任などで贈られることも多いですが、もらった側からはこんな声も聞かれます。

「大量にはいらないのよ」
「もらった時はきれいだけど、長持ちさせるためには、毎日の手入れが欠かせない」

花の手入れ・スペース確保の課題
拡大する

 花が届いた後の手入れやスペースの確保といった課題もあります。小さいお店やオフィスでは、通路をふさいでしまうケースも少なくありません。

 コチョウランが10鉢届くと、維持や管理さらに処分にかかるコストはおよそ1万円になるという試算もあります。

大阪・北区にあるJアライアンス
拡大する

 そんな悩みを解決する新たなサービスを大阪にある企業が始めました。

Jアライアンス 坂本麻衣子取締役
「一言で言いうと、これまでのお祝い文化を変えてしまおうというサービス」

新サービス「お祝いGO!!」
拡大する

 その名も「お祝いGO!!」。贈る側は花の代わりにその代金と“お祝いの気持ち”のメッセージをインターネット上で先方に伝えることができます。

 贈られる側は気持ちを受け取るとともに、その代金でオフィス家具や家電など10万点の中から欲しいものを選ぶことができます。お祝い金で、開店コストなどの負担を抑えることができます。

「(移転・開業の節目は)現場レベルではオペレーションが慣れていないなかで、(大量の花に)人手を割くのが一つの課題で、めちゃめちゃ助かったと言ってもらえる」

新しいお祝いの文化は定着する?
拡大する

 すでに不動産や飲食店など30社ほどの企業が利用したということです。

 贈り物のあり方に一石を投じるこの新サービス。新しいお祝いの文化は定着するのでしょうか?

「社会も喜ぶ、環境保護にも役立つサービスだと信じているので、そういったお祝いの文化が実現していくところで。これが当たり前の世の中にしていきたい」

(「グッド!モーニング」2025年11月19日放送分より)

この記事の画像一覧
外部リンク
この記事の写真をみる(6枚)