静岡・伊東市長選 失職の田久保前市長が立候補表明 「強みはメンタル」アピール
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 自分の強みは「メンタル」だとアピールしました。19日、静岡県伊東市の田久保真紀前市長(55)が、自身の失職に伴う市長選挙に立候補すると表明しました。

【画像】警察への“卒業証書”提出は「私の意思で決められることはございません」

「強みはメンタル」アピール

田久保真紀前市長
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田久保前市長
「私にしかない強みですか…やはりこのメンタルの強さと、市民の皆さんの先頭に立って、自ら戦う首長(市長)として決断をし戦うという姿勢であると思っています」

 自身の学歴詐称疑惑をきっかけに不信任決議を受け、議会の解散を選択した田久保前市長。2度目の不信任決議によって失職しましたが、再び市長選挙に出ることにしました。

「いくらおわびしても本当におわびしきれないところではあるが、ですが半面、伊東市という街が大変注目を浴びたと。伊東市は観光地でもありますので、前向きな機会としてしっかり捉えていくべき」

 1時間に及んだ会見で最も熱を帯びたのは、卒業証書とされるものを警察に提出するのか記者から問われた場面です。

「捜査上関係のあることについてお答えはできません」
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田久保前市長
「捜査上関係のあることについてお答えはできません。それは変わりございませんので、何度質問をいただいても同じ答えになります。精一杯の中での対応と思っているのでご了解いただきたい。よろしいでしょうか。次の質問をお願いいたします」

記者
「ご自身の(提出の)意思についての確認ですが」

「私の意思で決められることはございません」
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田久保前市長
「ですから、何度も申し上げますけど、私の意思で決められることはございませんので、そこはご容赦いただきたい。ご理解をいただきたい」

 政策については、前回の市長選とほぼ同じ内容だと説明しました。

 熟考のうえで出馬を決意したという田久保氏。その理由は、立候補者が掲げる政策に疑問を持ったからだと言います。

来月14日に投開票
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 伊東市長選は、来月14日の投開票に向けて、田久保氏以外に5人が立候補を表明。1人が立候補の意思を示していました。

田久保前市長
「(他の候補は)華やかな政策が並ぶなという感想があるが、今本当にこの街に必要なこと、この街に多く山積する課題について、シビアな目線で政策提言、それから議論を重ねていくべきではないかと」

(「グッド!モーニング」2025年11月20日放送分より)

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