
6月に解散したグループ「TOKIO」に所属していたタレントの国分太一さんが11月26日に記者会見を行った。国分さんが公の場所に姿を見せたのは6月、過去のコンプライアンス上の問題が複数確認されたとし、日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板、無期限で活動を休止して以来、今回が初。黒い眼鏡、紺のスーツ姿で会見に臨んだ国分さんは冒頭、「本日、わたくし国分太一にこのような機会を設けることをお許しいただき、感謝申し上げます。まず最初に自らとった行動により傷つけてしまった当事者の方に遅くなりましたが、また、直接ではなくこのような形になり大変恐縮ですが、心からお詫びの気持ちをお伝えさせてください。本当に申し訳ございませんでした」と涙ながらに謝罪した。
国分さんについては、番組降板を巡る日本テレビの対応について、代理人弁護士を通じて10月に日弁連へ人権救済の申し立てを行っていた。その際、代理人弁護士は会見で、国分さんが当事者、日本テレビ、スポンサー各社などに謝罪したいと思いが強く、また外部専門家によるコンプライアンス研修も受講し、反省の日々を送っているものの、日本テレビ側に受け入れてもらえない現状があると述べていた。
国分さんは1994年9月にデビューしたTOKIOのメンバーとして活躍。個人としてもタレント、司会者など幅広く活動していたが、今年6月にコンプライアンス上の問題が浮上すると、9月までに全てのレギュラー番組を降板。現在も無期限の活動休止が続いている。
(ABEMA NEWS)
