参政党の神谷宗幣代表は26日の会見で、この日行われた党首討論について振り返り、「最後時間があるつもりで手を挙げたらなかなか当たらないんで、待っていたら終わったという、スペシウム光線が撃てなかったウルトラマンだと、さっきSNSに書いてたんですけど、最後の要望が読めなかったところは残念でした」と語った。
【映像】党首討論で「スペシウム光線を撃てなかった」瞬間(実際の映像)
高市早苗総理との初の党首討論に挑んだ神谷代表は、スパイ防止法と、経済成長問題について質問したところで時間切れとなり、最後手を挙げたものの発言できなかった。参政党の持ち時間は3分だった。
それでも神谷代表は「初めてですので色々と手探りでやっているが一回やると加減が分かったので次回以降しっかりやっていきたい」と次を見据えていた。
また、会見では、梅村みずほ参院議員をボードメンバーから解任したことを発表。「党内の情報についてかなり情報管理をしっかりするように厳命していたが、ガイドライン通り行動されなかったこと」が理由だという。梅村議員はボードメンバーと参議院の国対委員長を外れ、一議員として参政党に残るという。
梅村議員と、豊田真由子政調会長補佐との間でトラブルが生じたとする週刊誌報道が原因かと記者に聞かれると、神谷代表は「(取材への)コメント等は、それで記事を書かれてしまうので受けてはいけないというガイドラインになっているんですね。にもかかわらず(梅村議員が)それを破ったということですね。党内のガイドラインを違反したということが一番大きな原因であります」としたうえで、「豊田さんが何か本部の意向を無視して無理を通そうとしたことは一切ない。あくまで私の指示で動いていただいているので、(週刊誌の)内容はほとんど間違えていて、意見の食い違いとか事実誤認はありました。けれども私や安藤さんが調整に入っておさめているので、2人が個人的にどうこうしたことはない」と語った。(『ABEMA NEWS』より)
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