【写真・画像】“ホテル密会” 小川市長が辞職で「晴れやかな表情」に? 記者の指摘に「落ち込んだのは最初の2週間」「明日からお詫び行脚」 再出馬は未定 1枚目
【映像】小川市長が「晴れやかな笑顔」を見せた瞬間(実際の様子)
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 既婚の男性職員とホテルで複数回会ったことが問題になっていた前橋市の小川晶市長が退職願を提出し、市議会で可決された。27日15時半ごろ、小川市長は記者たちの取材に応じ辞職を決めた理由などを語った。

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 辞職を選んだ理由について小川市長は「議会から“定例会までに辞職を求める”という勧告書をいただいており、私も市民の皆さんはじめ多くの方々のご意見を聞きながら、どういう判断がいいのかずっと考えてきた。今回の定例会では、大事な議案がたくさん予定されていることもあり、議事進行になるべく影響がないようにしっかりと市政を前に進めていきたいという思いがあって、自分の中でしっかりと熟慮した上での結論だ」と回答。

 辞職を決めたタイミングについては「市民の方とも何人か話をさせていただき、他にも支援者の方とも話をさせていただいて、最終的には自分の中で、25日の夕方に決断した」と話した。

 出直し選挙への再出馬については「今の段階では、まず今日一旦これでけじめをつけて、明日からは1人の市民として自分に何ができるのかしっかり考えていきたい。今後については、1番は市民の声が大切だと思うので、支援者や市民の皆さんとよく相談しながら考えたい」と答えた。

 検討する期間については「まずは明日からお詫び行脚をさせていただくので、いつまでにというのは現状では考えていない」とした。

 「出馬すべきではない、という声をどのように受け止めているか?」という質問には「今の段階では、どういう声に対して、どういうふうに、というのはないが、出馬するかどうかは1つの権利だと思うので、それも含めて、いろいろな方の声を聞いてよく考えたい」と回答した。

 さらに、記者から「晴れやかな表情」を指摘された際には笑顔を見せながら「いつも私は晴れやかな気持ちで仕事をしているつもりだが、特段今日は最終日ということもあって、自分の中では気持ちの整理のついた表情だったと思う」と答えた。

 「起こしてしまった問題について反省した気持ちもあったと思うが、今日は別の感情があるということか?」と聞かれると「反省はずっとしている。本当に最初の2週間くらいはすごく悩んだり落ち込んだりしていたが、その後、10月17日に『続投したい』と決断してからは『もう落ち込んでる場合ではない。とにかく市政を進めるんだ』ということで、私自身は前に向いて進んできた。しっかりと自分に何ができるのかとこれまで取り組んできたが、議会の皆さんに十分にお伝えできなかった部分だったり、また、これからの市政を停滞させないという意味では、一旦ここでけじめをつけることが適切だと思った」と述べた。

 小川市長を巡っては、既婚の男性職員と複数回、ホテルで会っていたことが9月に判明し、進退が注目されていた。辞職が可決されたことで、今後、市の選挙管理委員会に通知され、その翌日から50日以内に市長選が実施される。

ABEMA NEWS)
 

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