【写真・画像】出会いは大阪の女性と別海町の酪農家男性に絞ったニッチな婚活イベント 1枚目
【映像】97組が成婚!ニッチな婚活イベントの模様(妻の映像も)
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 11月30日(日)の「新婚さんいらっしゃい!」では、北海道別海町から出張収録。生乳生産量が日本一で、乳牛の数が人口の7倍以上(約11万頭)に上る酪農の町で、牧場を営む男性と大阪出身の女性が登場した。

【映像】97組が成婚!ニッチな婚活イベントの模様(妻の映像も)

 夫婦の出会いは、2年前に参加した「菊と緑の会」という超ニッチな婚活イベント 。この会は、大阪の女性と別海町の酪農家男性に限定して参加者を募るという企画だ 。会の発足は1984年にさかのぼり 、「酪農家には結婚相手がいない」という実態を知った酪農家と結婚した枚方出身の女性の直談判が始まりだったという。これまでに41回の開催で97組が成婚したという実績を誇る。

 妻は大阪府枚方市出身で、30歳を越えてそろそろ身を固めたいと考え、会に参加した。彼女は酪農に全く興味がなかったが、「北海道に3泊4日、3万円で行ける」という破格の旅費が参加の決め手となったという。一方、夫は仕事ばかりで出会いがなく、相手を求めて参加した。

 会初日のプロフィール交換では、男性側のプロフィールに飼育中の牛の数と牧場の広さが記載されるなど、酪農家ならではの項目が存在した。しかし、妻の「好きな食べ物:和・洋・中」という回答に料理好きの夫が食いつき、食べ物の話題で盛り上がったことでお互いに好印象を得るに至った。3日目にはそれぞれ希望の相手を紙に書くマッチングが行われ、見事2人は成立した。

 交際開始から1年半、昨年8月には夫がプロポーズを計画したが、用意していた指輪を妻の実家に忘れるというハプニングが発生。結局、大阪に戻ってパジャマ姿で指輪を渡そうとしたところ、妻から「違う!」と一蹴されたものの、今年2月に無事結婚に至った。

 大阪から別海町に移住した妻は、現在牧場の仕事も手伝っており、夫の父からも「明るくて仕事もやってくれ助かっている」と大絶賛。番組の最後には、妻へ両親からのサプライズビデオメッセージが贈られていた。

【写真・画像】出会いは大阪の女性と別海町の酪農家男性に絞ったニッチな婚活イベント 2枚目
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