銀行をかたって企業などの情報を盗み取る詐欺が急増していることを受け、片山金融担当大臣が注意を呼びかけました。
「銀行が電話やメールでIDやパスワード等の情報を聞くということは、普通しませんから。しないんですよ」（片山金融担当大臣）
この詐欺では、特定の地域銀行をかたって自動音声の電話などでメールアドレスを聞き出し、偽サイトへ誘導します。そこでインターネットバンキングの情報を盗み取り、資金を引き出す手口が確認されていて「ボイスフィッシング」詐欺と呼ばれています。
片山大臣は、不審な連絡には応じない、銀行をかたる電話があったら一度電話を切って代表電話から確認するなどの対策を取るよう呼びかけました。
金融庁は、こうした電話が11月中旬以降、急増しているとしていますが、全体の被害額などは公表していません。（ANNニュース）
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