ABEMAは、オリジナルドラマ『透明なわたしたち』がアジア圏で最も権威のあるテレビ賞「30th Asian Television Awards(アジア・テレビジョン・アワード)」の「ベストオリジナルドラマシリーズ(OTT)」部門において、最優秀賞を受賞したことを発表した。日本のメディアが同部門で最優秀賞を受賞するのは今回が初となる。
今年で30回目を迎える「Asian Television Awards」は、1996年に創設されたアジア最大級のテレビ賞。アジア各国の放送局が制作した番組やテレビに関連する優れた業績など52部門を対象としており、今回は2025年11月29日にインドネシア・ジャカルタで授賞式が開催された。
今回、最優秀賞に輝いた『透明なわたしたち』は、福原遥演じる週刊誌ライターの碧(あおい)が、2024年に渋谷で起こった凶悪事件の犯人が高校の同級生ではないかと気づき、過去と現在の事件の真相を追いかけていく社会派群像サスペンス。小野花梨、伊藤健太郎、倉悠貴、武田玲奈、林裕太ら実力派の若手俳優陣が集結し、現代の若者が抱えるリアルな葛藤を描いた内容は「今の時代を写す鏡のような内容」と多くの共感を呼んだ。
受賞を受け、監督・脚本を務めた松本優作氏は「日本発のオリジナルドラマを世界へ届けたい。その強い思いのもと、チーム一丸となって制作してきた本作が、このような名誉ある賞を頂けたことを、心から嬉しく思います」とコメント。「本作は、自分らしく生きることが難しい今の時代に、そっと寄り添い、背中を押してくれるような作品です」と喜びを語った。
また、プロデューサーの中村好佑氏(ABEMA)も「日本発の完全オリジナルストーリーの配信ドラマとして、監督の松本優作さん、プロデュースの藤井道人さんをはじめとする制作陣と幾度となく議論を重ね、キャスト・スタッフ全員が一丸となって作り上げた本作が、こうして海を越えて高く評価されたことを心より光栄に思います」とコメントを寄せている。

■『透明なわたしたち』監督・脚本 松本優作コメント全文
日本発のオリジナルドラマを世界へ届けたい。その強い思いのもと、チーム一丸となって制作してきた本作が、このような名誉ある賞を頂けたことを、心から嬉しく思います。
現代を生きる中で、生きづらさを感じている方は少なくありません。理想と現実のギャップに悩み、自分の居場所がわからなくなる瞬間は、きっと誰にでもあると思います。
本作は、自分らしく生きることが難しい今の時代に、そっと寄り添い、背中を押してくれるような作品です。
今回の受賞をきっかけに、より多くの方に本作を届けられることを願っております。
そして最後に、本作に関わってくださったキャスト、スタッフ、そしてすべての関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
■『透明なわたしたち』プロデューサー 中村好佑コメント全文
この度は、大変名誉ある賞において最優秀賞を受賞することができ、万感の思いです。
日本発の完全オリジナルストーリーの配信ドラマとして、監督の松本優作さん、プロデュースの藤井道人さんをはじめとする制作陣と幾度となく議論を重ね、キャスト・スタッフ全員が一丸となって作り上げた本作が、こうして海を越えて高く評価されたことを心より光栄に思います。
この栄誉は、困難な挑戦を共に悩み、共に乗り越えてくださった全ての関係者の尽力の賜物であり、深く感謝申し上げます。
この賞を糧に、今後もABEMA発で世界中の心に届く、熱量あるストーリーを届けられるよう精進してまいります。
本当にありがとうございました!
(C)AbemaTV, Inc.
この記事の画像一覧
