12月4日、南アフリカ・ケープタウンのプールサイドで、ガウンを着て準備をしているのは…水泳選手ではなく「チェスのプレイヤー」だ。
この日に行われたのは、水中チェスのエキシビションマッチ。世界のトッププレーヤーが集う決勝大会に先駆けて実施された。
プレイヤーは水に潜り、息を止めながらチェスをしなければならない。最初はチェス盤にたどり着くのに一苦労していたが、徐々に慣れていき駒を進めていく。
この勝負を制したのは、アメリカから参戦したニーマン選手だ。
「水中でもっと長くプレーできることに気づいたんだ。息を止められるので、本当にゆっくりプレーできる瞬間もあった。楽にプレーできた」(ニーマン選手)
2012年に考案されたこの種目は、ロンドンで毎年世界選手権が開催されている。ドイツやオランダ、ポーランドなどでも大会が開催され、世界的に広がりを見せているという。(『ABEMA NEWS』より)
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