マテンロウの二人
【映像】 道路で寝る→タクシー号泣の大トニー(実際の様子)

 「じゃない方芸人」の代表とも言えるお笑いコンビ「マテンロウ」の大トニー(35)。売れっ子の相方・アントニーに借金しつつ週5バイトで生活をつなぐ大トニーの“本音”に迫った。

【映像】 道路で寝る→タクシー号泣の大トニー(実際の様子)

 マテンロウは、大トニーが学生時代の友人だったアントニーを誘い2007年に結成した。大トニーが作るコンビのネタのウリはアントニーの強烈なキャラクターだ。

 そんなアントニーの人気は急上昇。ドラマ『地面師たち』への出演など、ピンで仕事をするとコンビでの営業がなくなり、大トニーの収入は激減。

大トニー「(アントニーは) 多分2年目くらいから年収1000万円くらいある。2年目で『不可思議探偵団』って番組のレギュラーになって海外に行っちゃったんで新ネタライブに僕1人で出たりしていましたね。あいつだけずっと公務員みたいにもらい続けてる。羨ましいっすよ。俺、今年の3月か4月の芸人の給料が初めて0円でした。今はバイトしてなんとか生活できていますけど」

 週5でダーツバーで働く大トニー。笑いについて本音がこぼれた。

大トニー「自分がつまんない人間だと思ってないんで僕は。『つまんねぇな』って言われた時だけ歯向かう。それを受け入れたら終わっちゃうだろうなって。僕は自分が優秀だと思っていた。売れるためにコロチキの西野みたいな動きをしたかった。でも、西野は優秀だけど僕は優秀じゃないから西野みたいな動きをしようとしていたのが間違っていた。アントニーは優秀なのでマジで悔しいです。もっと売れたいですよね」

 飲みっぷりのいい芸人ということでお客さんが次々と大トニーにお酒を頼む。

 この日、26杯のテキーラを飲んだ大トニー。酒は強いが店の床に突っ伏すほど泥酔した。 

大トニー「超売れたいよ。超売れたくて。マジでバイトする芸人は売れたくてやってるんだよ」 

(『ABEMA NEWS』より)