ノーベル賞の授賞式が行われるスウェーデンのストックホルムでは、様々なイベントが開かれノーベルムードに包まれる中、受賞者の日本人2人も到着しました。
ストックホルムの旧市街にあるノーベル博物館のホールでは、今年の受賞者の研究内容などを説明する展示が行われています。2001年のオープン以来、館内のカフェの椅子に受賞者がサインするのが恒例となっていて、北川さんと坂口さんも6日にサインする予定です。
館内のカフェでは、野依良治さんが化学賞を受賞した2001年の晩餐会で出されたデザートを味わうことができます。授賞式と晩餐会が行われる10日には、去年の晩餐会のメニューを参考にしたランチが提供されますが、すでに予約でいっぱいだということです。
メダルのチョコレートは、1枚18クローネ、日本円で約296円です。坂口さんは学生との対話で「何百個もお土産に頼まれて困っている」と笑いながら明かしていました。
6日から始まる「ノーベル・ウィーク」では、受賞者が様々な行事に参加するほか、ストックホルム市内では特別なライトアップも行われノーベル賞ムードに包まれます。(ANNニュース)
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