タイ軍は、カンボジア軍の攻撃で兵士が死傷したとして、カンボジアの軍事拠点への空爆を開始しました。カンボジア側は、攻撃を仕掛けたのはタイ側だと反論しています。
タイ軍の発表によりますと、カンボジアとの国境地帯で8日、カンボジア軍からの攻撃を受け、タイ軍兵士1人が死亡し4人がけがをしました。タイ軍はこの攻撃を制圧するため、複数の軍事拠点への空爆を開始したということです。
一方、カンボジア側はタイ軍が8日に攻撃を始めたと反論し、カンボジア軍は応戦していないと主張しています。
両国は10月、アメリカのトランプ大統領らの仲介で和平合意に至りましたが、その後、タイ側が合意の履行停止を表明し緊張状態が続いたままとなっています。(ANNニュース)
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