東京・六本木のテレビ朝日で、警視庁の爆発物処理班などによるテロ対策訓練が行われました。
9日、テレビ朝日の社屋内で男が刃物を持って暴れた場合に備えて、警視庁麻布署のほか、民間の警備員らが参加したテロの対策訓練が行われました。
また、番組収録のためにテレビ朝日を訪れた元遠藤関こと北陣親方が不審物を発見する想定の訓練では、警備員による避難誘導のほか、爆発物処理班が特殊な機械を使って不審物を撤去する手順を確認しました。
「日ごろから、いつ事件が起きてもいいように訓練を欠かさずやっておられるということで、心強いなと感じました」(北陣親方)
「近年、政府要人や不特定多数の方に危害を加える事案が繰り返し発生している中で、本日のような訓練の積み重ねはテロを許さない街づくりの醸成につながります」(警視庁麻布署髙橋季樹署長)
六本木など港区の一部を管轄する麻布署は「大使館やメディア拠点、繁華街などがテロの標的となりうる」として注意を呼びかけています。(ANNニュース)
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